猫型の蟻。通称・ピトー。特質系能力者[1]。原作では性別不明、アニメでは女性。
護衛軍の中で最初に生まれた。口癖は「〜〜ニャ」。プロハンターですらたじろぐ不気味なオーラを生まれた時から発しており、残酷さから部下たちから恐れられていた。カイトを軽々と倒し、ゴンとキルアをオーラだけで圧倒した。ネテロにさえ「わしより強くね?」と言わせる実力を持つ。戦いを好み、自分が楽しいと夢中になってしまって周りが見えなくなる癖がある。身体能力も非常に高く、2km先から脚力による跳躍で目的地に辿り着ける。
また、対象の脳を針で刺激することで情報を引き出す能力を持っており、これによってポックルから念能力についての情報を聞き出した。
王と東ゴルトーに進出後、総帥マサドルディーゴとその軍隊を操り指揮をとるほか、最大2kmにも及ぶ不定形の「円」を張り城の警備も担当している。また、念能力で操る軍隊を使って強引に約5000人の念能力者を作りだした。
王宮でゴンと対峙した時は危篤状態のコムギを治療するため、カイトの蘇生を約束しゴンに対し降伏する。
コムギの治療の終わった後、カイトの蘇生が不可能だと告げ、ゴンを殺害しようとするも、変貌したゴンに圧倒され、頭を砕かれて絶命するが、死後強大となった念(テレプシコーラ)で動き出し、ゴンの右腕を奪うものの、最期はゴンの巨大なオーラのジャジャン拳によって活動を停止した。
念人形を創り出す能力(仮称)
それぞれ異なる能力を持った念人形を創り出すことができる。
玩具修理者(ドクターブライス)
特質系の念能力。
外科医姿の念人形を使い、対象者の生死を問わず肉体を修復することができる。ただし死人は腐敗しないように作り直すだけで生き返らせることはできない。
全てのオーラを集中しなければ発動できないため、能力発動中のピトーは絶の状態になる。
体組織を修復するだけでなく改造することもできる。パームのように脳の感情と記憶を繋ぐ部位だけを意図的に破壊し記憶を残したまま兵士にする(実験的技術であり、キルアとの対話により失敗)こともできる。
この念人形は発動させた場所から移動させることができず、またピトーの尾と直接繋がっているため、ピトーは念人形から20メートル以上離れることができない。この弱点を利用し、敵からの攻撃で遠くに飛ばされそうになった時に念人形を発動し、それ以上飛ばされることを防ぐことができる。
死体を操る能力(仮称)
操作系の念能力。
傀儡師姿の念人形を死体にとり憑け操作する。かなりの数を操ることができる。自動操作(オート)型。
討伐隊はこの能力を見てピトーを操作系能力者と誤解している。
黒子舞想(テレプシコーラ)
操作系の念能力。
ネフェルピトーが全力で闘う時に発現させる念能力。バレリーナを模した念人形を背後に出現させ自分を操り、戦闘能力を向上させる。
能力発動から攻撃までに要する時間は0.1秒。死してなお、王を護ろうとしたピトーの心が念を強めたことによってピトーの死体を操った。
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