シュート=マクマホン


UMAハンター。操作系能力者。28歳。
モラウの弟子。ネテロからゴンとキルアと対決する事を命じられる。NGL行きを賭けてキルアと決闘し、勝利したため、討伐隊に決まりNGLへと向かう。キメラアントの巣に侵入後、操られたカイトに遭遇し、ナックルと共に戦い、相応の深手を負わせホテルラフレシアに閉じ込めて保護する。後にゴンにやむを得なかったとはいえ、ナックルと二人がかりでカイトに相応の深手を負わせたことを謝罪している。また、カイトの事を「念能力が使えなくても手ごわい」と評価している。極度の弱気でチャンスを逃してしまうことが多い。裏を返せば非常に理性的で慎重な性格であり、感情的なナックルとはしばしば言い争いになることもある。また、左腕が無く(原因は不明)、右腕の袖よりも丈の長い左腕の袖の部分は、後述する籠と3つの手の隠し場所となっている。
宮殿突入直後、ゼノの龍星群(ドラゴンダイヴ)による予想外の事態に見舞われ一瞬遅れを取ったが、その瞬間自分の代わりに即座にユピーに立ち向かおうとしたゴンの姿に感動し、生きて彼に感謝することを心に誓った。以降、逆境に強い独特の思考展開も相まって、実力を発揮できるようになった。ナックルのハコワレを生かすために、致命傷をも恐れず攻め続けるその凄まじい気迫はユピーに一瞬防御を意識させるほど。しかしナックルの介入で一時階段付近を離れていたユピーが再び戻ってきた際、全身全霊をかけて闘った自分の前をユピーが素通りしていったことにかつて無い程の屈辱を覚え、ナックルに自らの分もユピーに仕返してくれるよう頼んだ後、倒れ込んだ。その後、ノヴによって搬送された先の病院で治療を受ける。
 

暗い宿(ホテル・ラフレシア)
ダメージを与えた標的の体を、籠の中に閉じ込める操作系能力。
標的の体の一部に一定以上のダメージを与えればその部位のみを閉じ込めることができ、標的の全身に相応のダメージを与えれば全身を閉じ込めることができる。しかし、途中で能力者が気絶してしまった場合、能力は解除される。閉じ込めたものは籠から出せば元の大きさに戻る。
シュートは傷つけても構わない相手だけに能力を使うように制限するため、自身が苦手とする「相手を傷つけること」をあえて発動条件とした。
 

浮遊する3つの手(仮称)
シュートの体から独立して浮遊する3つの手を自在に操る操作系能力。
当初は殴打のみに使用していたが、モントゥトゥユピーとの闘いの中で、手の上に立って空中をすばやく自在に移動し、残りの2本の手と共に攻撃を仕掛ける技を見出す。
 

物体を出し入れする右手(仮称)
右掌に描かれた平面的な物体を立体化して取り出す能力。
作中では、「角行」の割符と携帯電話を取り出す描写がある。