私の息子は、残念ながら私に似て皮膚が弱く、

 

また、最近では少し気管支が弱いらしく、

 

小児科に通院したりしている。

 

通院に付き添うのは、最初は少し抵抗があったりした。

 

そんなこと言ってられない。と思うのだが

 

周りは子どもとその母親ばかりで、父親の付き添いは滅多になく、

 

なんだか居心地が悪かった。

 

まぁ数回すれば、病院の受付の方も顔を覚えてくれたようで、

 

笑顔で迎え入れてくれるようになり、今では、なんとも思わなくなった。

 

そんな中、珍しく、母親と、父親に連れ添っての通院をする子が二人。

 

特に問題ない感じだったが、診療を終えておそらく処方箋を待っている時、

 

突然、母親が痙攣・・・。

 

どうやら、母親はてんかんだったようで、

 

そのまますぐに救急車を呼ぶことに。

 

子どもたちは泣き叫び、看護師さんも母親に張り付き、

 

父親は、慌てふためいていながらも、おそらくかかりつけの病院に電話をしていた。

 

救急車到着後、10分くらいして搬送が可能になり、

 

救急隊員の方が急いだ様子で救急車に乗って行きます?

 

車で後からきますか?と父親に聞いていた。

 

そこで父親、なぜか冷静になり

 

子どもたち二人に

 

「救急車に乗っていく?」「それとも車で行く?」

 

どっちがいい?と確実に判断はできないであろう

 

子どもたちにその問いをひたすら浴びせる。

 

子どもたちには母親の事の重大さがわからない事もあり、

 

全く重要ではない質問に時間を使い

 

「うーん」「どうしよっかなぁ。」

 

と質問自体に真剣になり、

 

その様子をじっくり父親は聞いている。

 

きっと私を含めて、他の人たちも、

 

「アホか?早く病院に連れて行ってあげてくれ」

 

と思いつつも、

 

さっきまで慌てふためていた父親が、冷静に子どもたちの

 

動向を見守っているのには

 

流石に?しか浮かばない。

 

救急隊員の方が「早くしてください!」

 

という言葉を、父親は

 

「おいおい、落ち着いてくれよ」

 

と言わんばかりに手で遮り、

 

子どもたちにまた、同じ質問を繰り返す。

 

「救急車で行ったら、電車で帰ってくることになるから

 

帰ってくるのも、夕食を食べる事も遅くなる。」

 

「車で行くんだったら、15分くらい時間をかけて車を取りにいかなくては

 

いけないから、救急車も、母親も待たせることになる。」

 

とメリット、デメリットを伝えるが、

 

そんなことを幼い子どもたちがわかるはずもない。

 

救急隊の方が、我慢出来ない。という感じで

 

「いい加減にしてください!」というと

 

結局、父親が

 

「車でいこっか?」と子どもたちに言い、

 

子どもたちはそれに頷く。

 

全員が

 

「この時間なんだったんだぁ!!!」

 

と言い出しそうだった。

 

結局搬送ができる状態になってから、救急車が出発したのは20分くらいが

 

経ったのち、

 

救急隊の方が車を取りに行くのを待てません、

 

というと、

 

父親は、「大丈夫です。場所はわかりますから!」と放ち、

 

また、全員が思う。

 

「だったら先に救急車出発させてあげてよ」と。。。

 

 

もちろん全員ではないですが、

 

やっぱり男性ってなんか違うな。って感じました。

 

私も男性なので、言えた義理ではないですが、

 

救急車到着から、出発まで、看護師さんや先生もつきっきりになっていた為、

 

病院は全く機能しておらず、物々しい感じと、赤灯が回っている救急車を見ていると、

 

他の子どもたちも泣き始めます。

 

本人は子どもたちにとっていい父親を演じたのかもしれませんが、

 

母親と、救急隊、そして病院にいた全員からしてみれば

 

「早くして」以外に思った事はなかったでしょう。

 

もちろん、それは病院が回っていないからということではなく

 

母親の状態を心配することが大きいのはいうまでもありません。

 

世の奥様方から、男性はダメね。みたいなことを

 

よく言われている場面を見たり、聞いたりしますが、

 

その度に、私は男性だってダメじゃない!と思ったりしますが、

 

上記のような事は絶対にないとしても、他のことで、

 

迷惑などをかけないように

 

自分自身も気をつけなければと思わされました。