しばらくネタ切れでした。
だんだんと暑くなってきましたね。
今の暑さはなんとなくカラッとしていて気持ちがいいです。庭の紫陽花も咲き始めたんで、来週末あたりに鎌倉の明月院がいいかもしれません。
さて今回は
「良い姿勢と悪い姿勢」
ということですが。以前にも一度書いたような書かないような気がしますが、リマインダーということでもう一度書いてみました。
先日友達の紹介で来院した方。かなり長い間の腰痛持ち、趣味のランニングも医者などから止められてしまったということです。
それでも走りたいと無謀にも半年後こマラソン大会に申込みをしてしまったということでした。
入ってきた時から何か動きがぎこちありません。座っていると背筋がピンとしてまさに
「良い姿勢」
なのです。
行くとこ行くとこで
「姿勢を正しくしなさい」
「背筋を伸ばしなさい」
「腹筋、体幹を鍛えなさい」
「体幹を意識しながら動きなさい」
言われ続け、それをしっかりと実行していたそうです。
しかしなぜでしょう。
腰痛で来院する方は明らかに姿勢が悪い方もいれば姿勢がすごく良い方もいるのです。
ここで
「身体の動き」
を考えてみましょう。
普段私達が普段の動きをする時に特は
「ここの筋肉き力を入れて動かそう」
と考えて動きませんね。
例えば手をギュッと握ったまま手首を動かしてみてください。動きにくいし手首にもなんか違和感があります。
しかし、手の力をフッと抜いたまま手首を動かすと動きもスムーズになるし、手首の違和感も無くなります。
これは腰でも同じことなのです。腰椎も手首と同じ様に骨があり、関節があり、靭帯があり、筋肉があり、神経が通っています。
腰椎の周りの筋肉を意識的に固めると当然動きは悪くなるし、違和感も出るのです。
「でも手首は可動性が必要で、腰椎は安定性が必要だから同じでは無い」
という意見も出てくるかもしれません。
では安定性が必要な「頚椎」(首)が痛いからといって首の周りを鍛えることはありませんね。事故後に安定させるということは必要かもしれませんがね。
因みに首に力を入れて首を動かすと首がおかしくなるんでやめた方がいいですよ。自分でもう経験済みです。
腰椎だけは特別!というわけではないようです。
その方に
「姿勢がいいけれど腰に違和感があるでしょう?」
と聞いたら
「あります」
といいました。
「それじゃあ そのまま力を抜いてダラっと座ってみてください」
その方は
「はぁ! 一体あんた何いっとんの!?」
と言いたげな顔をしていました。
そりゃ腰痛を治しにきて「ダラっと座ってください」なんて言われるなんてまず考えませんね。
それでもこの方ダラっと座りました。
「腰の違和感はどうですか?」
と聞いたら
「ありません・・・」
私が
「それなら、たまにはその姿勢もいいんじゃないですかね」
そしたら
「えっ でも、こんなに悪い姿勢じゃ腰に悪いんじゃないですか?」
私は
「でも 今までの姿勢をしても腰に違和感があり長年腰痛に悩んでいたし、その今のダラっとした姿勢では腰の違和感が無いでしょ? 力を抜いてだらっとした姿勢、それが今のあなたの腰にとっては良い姿勢なのかもしれませんね」
と言いました。
姿勢をいつも気にして体幹運動やりまくり、でもなかなか腰痛が治らない方。
一度「いうことを聞かない不良」になってお腹や背中の力を抜いてダラっとしてみてください。少し罪悪感があるかもしれませんが、結構気持ちがいいもんですよ。
湘南茅ヶ崎の理学療法士
