大震災と相続 その18 遺言書の作成の意識の変化
東日本大震災から7ヶ月が経過しました。
未曾有の災害であり、その被害の大きさは尋常では
ありませんでした。
この大震災がいかに相続に影響を与えたかについて
考察していきます。
第18回目は、「遺言書の作成の意識の変化」について。
大震災から学んだことはたくさんあります。
人は災害等を通じて、いつ突然亡くなるかわからないと
いうことは教訓になったことかと思います。
そこで、人々の意識も変わり始めました。
いつ亡くなってもいいようにするためにも、愛する家族
のことを考えて、遺言を遺そうとする方も増えています。
これはとてもいい傾向だと思います。
生命保険に加入するのであれば、同時に遺言も作成
しておく、こういったことが世間の常識になる日も
近づくといいなと思います。
ぜひみなさんも年齢を問わず、遺言作成を検討して
みるのもよろしいかと思います。