アメブロにログインしていると、「1年前に書いた記事があります」という表示を見かけることがあります。そこで去年の今頃を思い出しました。外に出られないからと、過去の写真をたくさんこねくり回していましたね。ちなみに去年の今頃はこの記事だそうです。なるほど。
そんな頃には滅多に追っかけなかった、とある車両の写真を今回はお送りいたします。タイトルの通り、新機材初帯同シリーズ。今回でラストです。前回はこちら(ちなみにこの記事を起こした日も、1年前には保存車両記事を作成していたとか…)。
さて、その車両とは…。
(2014年7月撮影)
こちら、215系です。3月に惜しまれつつも、185系よりひっそりと引退した"ダブルデッカーライナー"。通勤ラッシュ解消を期待されながら、それに応えることができず、後半生は朝夕の「湘南ライナー」と休日の「ホリデー快速ビューやまなし」で細々と役割に徹していました。
"撮り鉄"時代のこだま少年は他の被写体を追い続け、当時の地元を走る215系には目もくれませんでした。そのため、このカット以外には目立った記録がございません。
さて、筑波山を楽しんだ翌日にあたるこの日ですが、片道レンタカーを返却地の所沢まで転がし、用事のある世田谷までFライナーに運ばれていきました。
(いずれもXperia 5撮影)
用事を済ませ、東京駅へ。新幹線まで時間がまだあります。ふと目に入ってきたのが、
(Xperia 5撮影)
こちらの電光掲示板。「今回はそういう撮影は止しとこう」と思っていたのですが、これを見て「やれやれ…やはり逃れられないか」と、苦笑い。ホームに上がり、FUJIFILM X-S10を初めて線路に向けます。
そして…、
普通に撮ってもおもしろくないので、離れたところから50-230mmで。こういうときに、望遠を持っている価値を感じるものです。
停車時間はわずか10分弱。帰宅客と鉄道ファンを乗せて、湘南へ走り出していきました。撮影枚数も少なく、その中から抽出・調整したのはほんのひと握り。それでも、自分にとっては満足のいくひとときでした。
215系は現在、各地に疎開中。牽引機との連結訓練もあったそうですね。時間の問題かもしれません。それでも、このわずかなカットが貴重な記録になればいいな…と思っています。お疲れさまでした。
おまけ。
新幹線に乗るわずかな間にて。
余談ですが、以前別の記事で掲載した1枚に少し手を加えたものです。見比べていただけると、コントラストなどに違いが見られます。新機材では"現像前提"の写真撮影はしない方針を掲げていますが、基本的なパラメータをいじらないときついものがありますね。購入時に付属していた認証コードを使用し、Capture Oneを使うようになりました。
E2系も1000番台を残すのみとなりました。仙台に籍を置き続けるのは半数の13本。導入周期的にも、ALFA-Xの量産型がいつ発表されてもおかしくない状況。東北に住む一人として、少しでも多く写真を残しておきたいですね。
これにて早春・つくば編、完結です。1ヶ月遅れで記事をお送りしましたが、その間にも新たに写真が増えています。そのお話はまた次回…。
それでは今回はこのへんで…。