デゴイチと都電、桜の名所にて | 蒼きこだまのシルエット

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蒼柳こだまの写真日記やちょっとした日常所感、鉄道・交通の話など。
写真は保存車両をはじめとした鉄道写真や風景・スナップがメインです。
つまらんものですが、よろしくお願いいたします。

何とは言いませんが、いよいよ、ということになりましたね。引き続き身勝手な行動は慎み、他者への思いやりを持ちながら日々を過ごして行く所存です。周りからの「信頼」を失っては元も子もないですから。

さて、今回の保存車両記事は、先月末にお送りした写真にも少し関係するものになります。桜×鉄道の名所でもある、あの場所です。
2014年4月5日と2019年3月31日、双方の写真を交えてお送りします。

東京都荒川区、王子駅からすぐのところにある飛鳥山公園です。春には桜の名所として有名な当地ですが、ここには保存車両が2両ございます。

まずは、前回から引き続き登場のD51。こちらは853号機になります。
1943年に製造され、その後は吹田→梅小路→姫路→長岡→坂田と、機関区を転々としました。1972年に廃車されるまで、1942471.3kmを走破しています。

経歴や諸元等も掲示されています。

真正面から。ナンバープレートは黒です。

運転室にも入れます。床が結構汚れているのが少々気になるところ。

タンク車上部も撮ることができます。

乗降階段から前方を撮影。桜と絡めて撮ることもできそうですが、6年前にそんなことを考えることはなく、残念な写真に…。
屋根も設置され、大切にされていることがうかがえますね。

続いてはこちら。

都電6000形。昭和の都電の顔とも言えますね。
こちらは1949年製造、青山→大久保→駒込と車庫を移ったあと、1978年の廃車まで荒川線(東京さくらトラム)で活躍していた6080号です。

こちらにも掲示物が。荒川線の生い立ちも記載されています。

ヘッドライトは撤去(欠損?)され、幕は白です。
テールライトや窓はアクリル製らしいですね。

なお、上の写真は2014年撮影のもの。

こちらは2019年撮影。やはり5年の月日が顕著に現れますね。

側面窓のガラスは全て撤去されています。子どもにとってはこちらの方がうれしいでしょう。

車内はこんな感じ。室内灯は撤去されています。
この写真では窓に格子が付けられていますが、5年の間に取り払われたのでしょうか。

レトロな路面電車と言えば、この運転台ですよね。

桜とのコラボ。2019年にはこのコラボをしっかりと撮ることができました。よきよき。

今年はお流れとなってしまった桜の花見。来年春にはこの2両とともに楽しめることを信じて…。

それでは今回はこのへんで…。
よろしければ飛鳥山公園の桜×鉄道写真もどうぞ。