HSP④~HSP入浴法 | 大好きがもっともっと好きになるスポーツメンタルコーチ@KenさんのBlog

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イランカラ

~こんにちは。 あなたの心にそっと触れさせていただきます~


北の大地で心屋流カウンセラーを目指しているJoeyです。



HSPシリーズ第4弾です。

過去記事は⇒第1弾

        ⇒第2弾

        ⇒第3弾




HSPはさまざまなストレスで増加するのですが、最も簡単で安全な方法は、“熱”ストレスを体に加えることです。

細胞は、43℃以上で死滅するので、その43℃より少し低い温度40~42℃、つまり、細胞を殺すのではなく、細胞が熱いと感じる(これが熱によるストレス)熱を与えてHSPを増加させます。

この40~42℃という温度が、まさしくお風呂の温度なのです。



毎日、入浴は欠かさないという方もたくさんいらっしゃると思います。そんな毎日のお風呂の時間を1週間に2回、HSP入浴法に変えるだけで、HSPが増加し、健康な体を手に入れ、ストレスに強くなることができるのです

(注意:HSP入浴法は、体力の低下した後期高齢者をはじめ、心臓疾患のある方、高血圧の方など、体に疾患がある方は対象にしていません。入浴法自体というより、家庭でのお風呂の事故(転倒、急激な血圧変化など)が多いからです。これらの方は医師に相談の下、入浴温度・入浴時間を減らしたり、週1回に減らしたりして、行ってください)


入浴温度と入浴時間


40℃で20分

41℃で15分

42℃で10分左矢印 推奨


■目指せ体温38℃以上

理想的に目指す体温は38.5℃です。最低でも38℃が目安です。

(体温が38℃になるとHSPはおよそ1.2~1.5倍に増え、38.5℃で1.8~2倍に増える)

湯船に浸かっている間に38℃~38.5℃になればいいのです。この温度がHSPを増やします。40℃20分だと15分過ぎから、38℃に近づいてきます。

お風呂に入って、暑くなってきたな、そろそろ出たいなと思うのが37.6℃くらいです。そこで、1度立って、また湯船に浸かってもかまいません。それほど体温の低下がなく、また上昇していきます。(もともと基礎体温が低い人は、37.5℃でもHSPが増えたという報告もあります。徐々に目指していくようにしましょう)

HSP入浴法では、誰でも汗が出てきます。人によっては大量の汗が出ます。大量の汗が出ると体温は38℃になっているはずです。大量の汗が出てから、あとひと踏ん張りすると、HSPは有効に増えてきます。


■入浴後の大切な隠し技

風呂から出ると冷たいジュースやビールを一気に飲みたいという衝動におそわれますが、そこをグッと我慢してください。

入浴後は冷やさないで素早く汗をふいて、38℃を維持するために保温します。タオルケット、ガウン、毛布、サウナスーツ、何でも良いので、体温が下がらないように10~20分保温します

この保温で蓄積された熱がHSPを確実に発現させる大切な隠し技です。この保温の間にも大量の汗が出ます。

汗が大量に出るので、必ず水分補給をしてください。

入浴後とは限らず、入浴前に飲んでおくのもオススメです。個人差や汗の出方にもよりますが、一般に300~500mlくらい飲んだほうが良いでしょう。

このとき、水分の温度にも気を配って、ぬるま湯か、せめて常温でお願いします。


■週2回のHSP入浴が理想

HSP入浴法は毎日する必要はありません。

マウスによる動物実験と、ボランティアにの方々に協力していただいた実験の結果、HSPは加温2日後をピークに増加することがわかりました。4日後くらいまで増加しますが、7日後には元に戻ります

HSPが低下してきた頃またHSP入浴法で入浴する、つまり、1週間に2回加温すれば、HSPは常に体の中に増えていて、あなたを健康ん導いてくれるのです

(HSP入浴法も長く続けていると耐性ができます。週2回実施していると、3~4ヶ月ほどで効果の低下を感じるかと思います。その場合は、HSP入浴を、1~2週間中止してから再開してください)


以上が、


愛知医科大学医学部准教授・医学博士  伊藤要子 著

「ヒートショックプロテイン」があなたを健康にする 加温生活


を紹介させていただきました。








この入浴方法に出会って実践したのが2~3年前。

最初は、ランニングにおけるLT値(心拍が急激に上がる限界のペース)の

上昇効果を期待してのものでした。

もともと、長時間の入浴や暑いお湯も苦手でしたが(今も苦手)

HSP入浴法をするようになってから、ランニングにおける疲労度に

かなりの違いが実感できました。


いつも10km過ぎあたりから、疲労感が出てきてフォームが崩れてきていたのが、

逆に10km杉から調子が上がってくることが体感できるのです。

なので月間走行距離も上がり、結果自己ベストをマークすることができました。

(大会当日は、アドレナリンが出ちゃってるので、HSPの効果は判別し難いが)


ベストが出て満足してしまったので、

その後HSP入浴は中断することになってしまいましたが、

今振り返ってみると、その頃はランニングだけではなく、

風邪をひくこともなっかたし、気持ちも前向きになっていたような気がします。


HSP入浴をしなくなってから、疲労感も強く感じるようになり、

練習も休むようになり、体重だけが増加し、膝を故障し、

気分的にも落ち込むようになり・・・・。


まぁ、コジつけかもしれないけれど、

もう一度HSP入浴法を再開して、

人体実験してみようと思います。





さて、ということで、


風呂行ってきま~す。(^-^)ノ~~