今日(もう明けたから昨日)のTV
『世界一受けたい授業』で
なかなか興味深い内容の放送だった。
「最先端脳科学で分かった、
こんなに違う男性脳と女性脳」
というテーマで
横浜市立大学 中野信子先生の講義。
■喋る能力を司る言語野は、女性は男性より6年早く成熟する。
⇒「大人びた言動」をしたり「嘘をつき始める」のが女の子の方が早い。
■言語コミュニケーションを司る上側頭回は、女性は男性に比べて大きい。
⇒女性は会話によるコミュニケーションで癒されるので、
失敗して怒られた時の対処法として男性は一人で思い悩むが、
女性は同僚等に話して解消する。
■感情を司る扁桃体と、記憶を司るか今の結びつきは女性の方が強い。
⇒女性は、記念日や人の名前などを、感情と関連付ける「エピソード記憶」が得意。
男性は苦手なので、恋人の誕生日を忘れがち。
⇒女性は、ある特定の人物に関する情報を記憶するのが得意なので、
お客様の顔を覚えて会話する接客業が向いている。
カリスマ店員と呼ばれる人は、圧倒的に女性が多い。
■安心感をもたらす脳内物質「セロトニン」の量は、男性が多い。
⇒女性は、女性ホルモンの影響で男性の2/3しか作り出せないので、
将来への不安から、貯金をする傾向にある。
⇒恋人にフラレた場合、男性の方が落ち込みがひどい。
女性は不安になりがちなので、フラレるかもしれないという
最悪の状態を予測している。
男性は心の準備が出来ていないので、
いきなりフラレるとよりショックを大きく受ける。
⇒落雷でなくなる人の8割は男性。
女性の脳は、落雷に不安を感じやすいので、
ちょっと鳴っただけで、屋内に避難する。
男性は、楽観的なので、雷が鳴っても避難しないことが多い。
■女性と男性では、物の見え方が違う
⇒洋服選びに時間がかかるのは女性
⇒男性の脳は、視覚野に入った情報は、位置や動きに関連する情報に処理
これにより動くものを見ることが得意。スポーツ観戦や乗り物を好む傾向にある。
⇒女性の脳は、視覚野に入った情報が、形や色に関する情報に処理。
これにより、色や形の読み取りが得意。
男性にはわからない微妙色の違いを見分けられる。
だから、男性には同じ色に見えても、微妙な色の違いが見えてしまうので、
選択肢が増えて、洋服選びにも時間がかかってしまう。
以上。
そうだったんだァ~
脳にも男女差があったんだね。
そう思うと理解できることが結構あるね。