ベイビーハープ(12弦)で
ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)
を弾きましたニコニコ


良い曲ですよね〜
でもベイビーハープで弾くのは諦めていた曲なんですよね〜。
なぜか?
それはこのハープの弦数がメロディーを弾くには足りないのです。

では、どうやって弾いたのか?

ある技を使えば演奏できちゃうのです!

それは
フラジオ(ハーモニクス)奏法ですキラキラ
フラジオ、フラジオレット、ハーモニクス、
などと言ってます。
この技(奏法)を使えば弦数が足りなくてもダニー・ボーイが弾けますグッド!
ギターやヴァイオリンなどでも使う奏法です。
管楽器なんかも使いますね。
声だと裏声なんかもそうかな〜

倍音を鳴らす奏法なのですが、
ハープの場合はですね
1オクターブ上の音を出す時は弦の半分くらいの所に触れながら(その弦を半分の長さにして)弾きます。
もちろん弾く時は触れてる部分も離すのですが、
う〜ん、何というか、
押し付けながら弾く感じです!
説明下手ですかね?あせる

では写真で説明
ハープだとこんな感じ↓

はいアップ〜

今回使ったのは右手なのでこんな形させて弾きました。
(注:指の形は人それぞれなのでこの角度、形が絶対ではありませんが)

左右で押さえ方が違うので注意したいところ、
ベイビーハープは小さくて不安定だからか左手では綺麗に鳴らなかったので右手で弾きました。

ちなみに左手だとこんな形
チューリップみたいな形にして弾きますチューリップ
楽器の大きさにより若干角度が変わりますが、ベイビーハープだとこの角度でした。私の使っているベイビーハープは古いタイプなので弦の幅がとても狭く、周りの弦も触っちゃうのでこの様なベイビーハープではオススメしません。(最近のは幅広なので弾きやすいかも?)
もう左手も右手と同じ形でも良いんじゃないかキラキラ
と思いますが、この形は和音のハーモニクス奏法も弾けるのでやっぱり左はこの形で練習しましょう上差し
(シワがすごくて光飛ばしたけど結局シワがすごいショボーン)


ハーモニクス奏法の動画↓

綺麗な音ですよねおねがい
当たりどころを間違えると鳴りませんショック
弦によっては1ミリ単位で鳴ったり鳴らなかったり、、
ここ!という場所をピンポイントで押さえ、力加減も考えなければいけないので結構繊細な奏法ですね。
練習が必要かと。

12弦なのにハーモニクス奏法を使えば
なんとなんと、19弦になりますひらめき電球

幻想的な雰囲気になったりと効果的に使うとすごく良いアクセントになるのでアレンジによく使います。
ドビュッシーやラヴェルなんかはこのハーモニクスを効果的に使って作曲されていますね。
コロナ前ですが、最近レコーディングした映画音楽もこの奏法を沢山使いました照れ
(↑映画公式ホームページ)
2020年秋に公開予定ですので、映画館でハープのハーモニクスをご堪能ください!
(以前のブログに載せてあります)

ということで
最後は宣伝でしたウインク