2022年の本屋大賞ノミネート「夜が明ける」西加奈子




子供が生まれる前までは
本屋大賞ノミネート本は片っ端から読んでいたのにな(遠い目)




西加奈子は「漁港の肉子ちゃん」が強烈に印象に残っていて、人間味ある描写がすごかった




また面白い本なのかと思って読み出したら全く真逆で…




後半は切ないし引き込まれるしリアルだし…

ストレス社会で我慢して精神病んだり
行き場がなくホームレスになったり職を失ったり




物事を勝ち負けで考えて、負けちゃいけないという概念に囚われて頑張りすぎる
人に助けを求めたら、ギブアップしたら、負けみたいな世の中なんだなと改めて実感もやもや




勝ち負けではない
困っている時は素直に助けてほしいと言って良い




苦労したこと、我慢したこと、は武勇伝ではない
今は令和、2024年
昭和の美徳を今の時代で求めるのはやめて欲しい




読み終わった後の余韻が強すぎて
生きていく意味や人間関係を深く考えさせられる本でした拍手






イベントバナー

 


イベントバナー

 


イベントバナー