庄内空港の定期便は現在庄内・東京便が4往復運航していますが、その他に
民間の社有機が休日を除いてほぼ毎日1往復または2往復運航しています。
酒田市にあります東北エプソン㈱の社員が長野県諏訪市にあるセイコー
エプソン本社との打ち合わせ会議等に出席するための社員輸送用に導入した
もので、庄内空港と松本空港を1時間で結ぶものです。
毎日数名の社員の方々が松本空港と庄内空港を往き来しています
使用機種はBeechcraft King Air B200(9座席仕様)を主に使用しています。
(上の写真です。 2月8日に離着陸したときの様子です)
同機は1998年に導入したしたもので、さらに2006年に2号機目となるKing
Air350(13座席仕様)を導入し、松本空港を起点に庄内空港、鳥取空港、
八尾空港の3路線の社員輸送を目的としているとのことです。
今月の運航計画によりますと松本と庄内、鳥取便のみのようです。
また1999年の台湾地震発生の際に、人員や物資の緊急輸送を行い、危機
管理面でも貢献している航空機だそうです。
庄内・松本便は、現在1日おきに鳥取便と1往復と2往復を交互に運航
しております。
東北エプソン㈱ではネットやテレビ会議など通信技術を利用した情報交換
を積極的に利用するとともに、物理的な距離も社有機の利用によって克服
しているとのことです。
庄内空港が果たす役割のひとつとして今後も永く活用していただきたいと
思います。