性別適合手術をした後に、名前変更と性別変更する方法を解説していく工場長※ちなみにノンアルコールです。私の子供がいたらこんな感じになるんだろうなぁと思いながら撮りました。編集「Filmora」音源「You_and_Me/しゃろう」「休日のひとり勉強会 / Reo」「superstar / しゃろう」ご質問・問い合わせはこちら⇒yokubarihatsune@gmail.com

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基本的には動画で話している通り。

「名の変更」

正当な事由によって名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得る必要がある。

正当な事由とは。

・神官・僧侶となり通称を長年名乗っている

・同姓同名の人が身近にいる場合

・性同一性障害を理由に名前を変更したい場合

・キラキラネームを改名したい場合

・名前を漢字からひらがなに変更

・子供が親と縁を切るため改名

・ストーカー・DVから逃れるため改名

・宗教団体から逃れるため改名

・精神的苦痛を理由に名前変更

など

「性別取り扱いの変更」

以下の条件を満たす必要がある。

・2人以上の医師から性同一性障害であると診断

・性別変更できるのは18歳以上

・婚姻中は性別変更できない⇒性別変更後に婚姻することはできる。同性婚は認められない。

・子どもが未成年だと性別変更できない⇒成年の子どもがいても問題ない。養子縁組をして未成年の子どもを受け入れることが可能。

・生殖機能が残っていると性別変更できない

・他の性別の性器の部分に近似する外観を備えている⇒外観を備えているかは医師の診断書への記載で確認する。実際に目視で確認するわけではない。

★【生殖機能が残っていると性別変更できない】

令和5年10月25日最高裁が違憲と判断した。

私が裁判所に行ったときこの話題になり、この条件はあくまで裁判官の判断材料の一部であり、生殖機能を残してよいと言う訳ではない。

すべての条件が整っていれば完璧。

最終的に裁判官の裁量による決定がなされる。

【変更する場合の流れ】

性同一性障害の診断書取得

性別適合手術＋手術の診断書取得

ホルモン治療

家庭裁判所「性別の取扱いの変更申立書」と「名の変更許可の申立書」提出

裁判官面談

郵便で「名前の変更」「性別取扱い」の変更許可書が届く

役場に行き、名前の変更届を記入し許可書と一緒に提出

両方の変更完了

※性別取扱い変更は許可書が届いた時点で住民票に反映済み

準備するもの

・新しい名前の使用実績（複数）

・性同一性障害の診断書

・性別適合手術を受けること

・申立書

・戸籍謄本（出生から現在まで）

・収入印紙・切手

必要資料が揃ったら裁判所へいきます。

裁判所の中に家庭裁判所というところがあるのでそちらへ行きます。

受付に行き、「性別の取扱いの変更申立書」と「名の変更許可の申立書」を受け取る。

申し立ての「趣旨」と「理由」を書く。

私はこのように書いたの参考までに。

申立書を記入したら、準備した

戸籍謄本、性同一性障害の診断書

切手、収入印紙

新しい名前の使用実績

私は「職場の名刺」「Amazonの領収書」「郵便はがき」を提出した。

すべて提出してから大体2週間ぐらいで面談し、さらに１週間ぐらいで許可の郵便が送られてくる。

かなり時間はかかるので根気よく待つことが大切だ。

これから変更を考えている人は頑張ってほしい。

性転換手術をした後、「名前の変更」「性別取り扱いの変更」する方法を超分かりやすく解説する