●ストレスチェック制度をととのえる
昨年のマイナンバーに続き、人事総務部員はわさわさしだしていることろではないでしょうか?
弊社部員も重い腰上げて、そろそろやりましょっかね。。。という段階。
え?遅いって??


●ストレスチェックって何ですかー?何のためにやるのー?
この制度の目的は「労働者のメンタルヘルス不調の未然防止(一次予防)」。
一見するとメンタルヘルス不調者をあぶり出すためのものと誤解されがちですが、
そういうわけではく、労働者が自分で自分のストレスの程度を把握し、
メンタルヘルス不調になることを未然に防止することを目的としているらしいです。

んで人事総務部員の私は、早速ストレスチェックの業者に数件連絡し、
デモ版を受けさせてもらいましたよ。




第一印象。



こんなんでストレスの程度を測れるのだろうか。




問題の答え方によっては、恣意的に高ストレスにも低ストレスにも操作できるよなー
という感想。



働きたくない人が恣意的に高ストレスが出るように答えて、
医師の面談で仕事がつらいです、上司がひどい人なんです、忙しすぎます、、
とかとか文句をタラタラたれて、うつを装う輩がでてきやしないでしょうか。
むしろうつ病患者が増えそうな予感。



んま、そんなことを言っても、
やらねばならないことには変わりないので、
実際やらなけばならないことを以下にまとめてみました。



●まず何をやったらいいんだ??

まずは、産業医に相談してみる。
「ねーねー先生、どうしたらいいですか?」

するとうちの産業医は
「社内の方は素人で、心配です。
外部業者に頼んでも費用はたいしてかかりません。
手慣れた外部業者にすべて任せることを強くお勧めします!」とな!

弊社みたいな小さな会社にとっては、数万の費用でも稟議通すの大変やねん!
お医者様からしたらたいした費用ではないでしょうが。。。
しかもそもそも実施者にはならないっていう前提ー??笑
ってことで業者を紹介してもらったのでした。


●てことで、実施者を探してます。

ちなみに実施者って?
医師、保健師又は厚生労働大臣が定める研修を修了した看護師若しくは精神保健福祉士であることが要件で
実施者がやるべきことは以下。

①ストレスチェックの調査票を決めるに当たって、会社に対して専門的な見地から意見を述べること
②高ストレス者を選定する基準や評価方法を決めるに当たって、会社に対して専門的な見地から意見を述べること
③個人のストレスの程度の評価結果に基づき、医師による面接指導を受けさせる必要があるかどうか判断すること

そして以下のことは、実施者がやってもいいし、補助者である実施事務従事者に行わせることができる。
①個人のストレスチェック結果について記録を作成すること
②個人のストレスチェック結果を当該従業員に通知すること
③個人のストレスチェック結果を集団的に分析し、その結果を会社に提供すること
④高ストレスであって面接指導が必要と評価された従業員に対して、医師による面接指導の申出を行うように勧奨すること

でもどうせならまるっと業者さんにお願いしたい。
そして費用も手ごろな感じでお願い!
そんな業者さん選定真っ最中です。

みなさんの会社はいつごろ実施予定ですか?
うちは9月か10月かな~


●衛生委員会で決めること
・ 実施者は誰にするか→今ココ!
・ いつ実施するのか→秋?
・ どんな質問票を使ってストレスチェックを実施するのか→実施者の選定する方法
・ どんな方法でストレスの高い人を選ぶのか→実施者の選定する方法
・ 面接指導の申出は誰にすれば良いのか→実施者
・ 面接指導はどの医師に依頼して実施するのか→産業医
・ 集団分析はどんな方法で行うのか→実施者の選定する方法
・ ストレスチェックの結果は誰が、どこに保存するのか→人事総務部員(実施事務従事者)が鍵付き倉庫内で?
・ 社内に指針を告知する
・ 規程を明文化する
・ 社内周知をする
・ 実施体制・役割分担を決める

ふぅ。こんな感じでしょうか。