しょむ研 泡沫ブログ(しょむ系政治勢力研究会ブログ版)

しょむ研 泡沫ブログ(しょむ系政治勢力研究会ブログ版)

http://www.youtube.com/@shomuken 各種選挙のしょむ系候補(諸派・無所属のミニ政党・泡沫候補・インディーズ候補)観察,共産趣味(極左・市民派観察),極右・カルト宗教観察,評論・ルポ・ノンフィクション系同人誌製作,動画配信等. shomuken@ymail.ne.jp

 10月と11月、手作り本(ZINEと同人誌)の即売会に参加致します。

1.新ZINE類

 島根県松江市で開催される、ZINEの即売会です。出展致します。ZINEと同人誌の区別が今一つよく分かってないのですが、頑張ります。

日時:2025年10月26日(日) 11~16時
会場:興雲閣(松江城山公園内の白い建物)

https://www.instagram.com/shinzinerui/
https://x.com/shinzinerui
https://www.matsue-castle.jp/kounkaku/

2.花鳥風月

 此方も島根県松江市で開催される、オールジャンルの同人誌即売会です。サークル参加致します。

日時:2025年11月23日(日) 11~15時
会場:くにびきメッセ大展示場

https://kacho.ne.jp/kacho/
https://x.com/kachonejp
https://www.kunibikimesse.jp/

 どっちも新刊と既刊を出品します。リストはnoteを参照の事。

https://note.com/shomuken

 

 カンタさんは戦争体験世代。大きな古代桜を見守りながら生活していた。其処へ、アメリカ留学していた孫娘がアメリカ人男性を連れてきて…。

 

 第2次大戦を体験した三嶋寛氏による、戦争体験を基にした小説。主人公のカンタさん、カンタさんの孫娘、其して孫娘が連れてきたアメリカ人男性の歩みが交錯するミステリー。戦争体験とは、其して戦争責任とはという事について改めて問われ、考えさせられる渾身の力作。是非多くの人に読んでもらいたい。

 

 短編「路面電車の走る街で」も収録。此方も読み応えがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 玄米等の健康食や、マラソン等、色んな物にハマってきた小説家の妻。其んな妻が、今度は市議会議員選挙に立候補すると言い出した。最初は冗談かと思ったが、妻は本気。其処で、夫である小説家も妻の選挙戦を応援する事になり…。

 

 「妻と選挙」は、「我が家のヒミツ」に収録されている選挙小説。N木賞作家だが、時代が過ぎて最近は仕事が振るわない作家の悲哀と、当初誰からも相手にされない選挙活動に勤しむ妻が重なる。然し夫の応援演説から爆発的に拡散、終盤は怒涛の展開。夫が不器用乍らも応援演説の原稿を用意して、街頭に立つ姿は見もの。読後感は爽やか。

 

 「小説家の妻」(出演:佐藤仁美、岸谷五朗)のタイトルでドラマにもなっている。

 

 

 

 

 明治大学出身の倉橋の処女作で、学生運動にまつわる短編集。表題にもなってる「パルタイ」とはドイツ語で「政党」の意味で、作中では当時明大で猛威を振るっていた革命的労働者協会革労協(革労協、解放派)ではなく、日本共産党を暗喩している。其して、共産党に対しあからさまに激しい嫌悪・憎悪の感情をぶつける。然し、どちらかというと反共・反左翼というよりは、反組織・反団体で「群れたくない、孤独でありたい」という姿勢に読めた。

 

 斜に構えた孤高の願望を剥き出しにして悦に入る様は、ライトノヴェルではないがどうも厨二病臭さを感じた。

 

 

 

 

 17歳の主人公は、常に性的欲求を拗らせていた。或る日、「新東宝」と呼ばれる同級生から、右翼のサクラをやる様に誘われて…。

 

 17歳の右翼活動家・山口二矢が引き起こした浅沼稲次郎刺殺事件をモデルとした作品。主人公が事件を起こした動機が思想的な物というより、専ら性的快楽を得る事を目的とした物だと描写した事から、発表当時は右翼勢力から抗議が殺到した。続編の「政治少年死す」は、2018年迄単行本化されなかった。尚、「新東宝」とはポルノ映画配給会社の1つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 関わった選挙は12戦全勝を誇る敏腕ウグイス嬢、寿暁子。彼女を雇ったのは、とある市議選に出馬表明した冴えない中年男、岡本多喜男。彼は選挙事務所も無くスタッフもおらず、選挙カーはボロボロの軽自動車。おまけに選挙ポスターは白黒10円コピーと、どう見ても泡沫候補だった。暁子は「絶対勝てない…」と頭を抱える中、多喜男は行き当たりばったり乍らも彼なりに選挙戦を進めていく。果たして結果は…。

 

 「ON THE WAY COMEDY 道草」に収録。行き当たりばったりの泡沫候補・多喜男と、彼にブンブン振り回される暁子が見もの。終盤はホロリとさせられる展開も。

 

 ラジオドラマ版もあり、其方は暁子役が濱田マリとなっている。濱田がヴォーカルを務めたバンド・モダンチョキチョキズの曲が効果的に使われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 或る日、首相と息子の人格が入れ替わってしまう。混乱を避ける為、周囲には秘密の儘で過ごす事になるが、息子は学力不足な上に政治に全く興味が無い為、国会答弁や記者会見等で苦労する。一方で首相は息子の振りをして就職活動に臨むが、不採用を連発して苦労する事になる。

 

 小説のドラマ化。権力欲塗れの首相と、学力不足のバカ息子。2人の人格が入れ替わっての大騒動。社会風刺は勿論、人情噺やホームドラマ、其してヲタクホイホイな小ネタてんこ盛りで大爆笑必至。

 

 原作はドラマと設定に違いがあり、息子はドラマでは女子力男子だが、原作ではヤンキーである。

 

 続編として、小説に「民王 シベリアの陰謀」、TVドラマに「民王R」(出演:遠藤憲一、大橋和也、あの)がある。