『まんが日本昔ばなし』は愛企画センター
グループ・タック毎日放送(MBS)の
共同制作により放送されたテレビアニメです


レギュラーとしての放送期間は
1975年1月7日 - 1994年9月24日で
全952話が放送されました


放送枠は30分で
毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され
市原悦子さんと常田富士男さんの両名が
一人で何役もの声を使い分ける
独特の語りによって紹介されましたよね

今回は月のお気に入りの物語
『エビとカラス』を簡単に紹介します



昔々あるところに小さな茶屋があったそうな

ある日のこと一人の旅の坊主がやって来た



坊主は金が無いけど絵を描いてやるから

だんごを食わせろと茶屋の女将に言った



真っ白な衝立に坊主が描いたのは

真っ黒なカラスじゃった

縁起でもねーと怒った女将は

団子を食べさせず坊主を追い払いました



この茶屋をもう少し行った所に

もう一軒の茶屋があった



ここでは坊主は団子をたらふく食べて

金が無いので絵を描いてやると墨をすった



草鞋に墨をつけて描いたのは海老じゃった



ところがこの海老、生きておっての

客がくると衝立の中でピチピチと踊りよった



そんな噂が広まり茶屋は大繁盛した



しばらくしたある日

あの時の坊主が再び茶屋を訪れた

女将は黒い海老より赤い海老の方が

見栄えが良くもっと儲かると思い

坊主に赤く塗り替えてもらったのじゃった



しかし茹でた海老は死んでしまい

2度と衝立の中で動くことはなかったんじゃ

珍しくもなんとも無い絵に客は離れていき

またもとの貧乏茶屋に戻ったんじゃと



そして最初の茶屋にもやって来た坊主に
女将はカラスの絵を消してくれと頼んだ



坊主はお安いご用だと懐から扇子を出し

パタパタとあおいでやると



衝立の中のカラスは空へ飛び立って行った



あんまり不足は言わんこっちゃな…
と物語は締められます

どうですか
欲張ってもいいことなんかないって
教えられますよね

それでは『まんが日本昔ばなし』
OPとEDお借りして🆙します




人かオバケかタコの子か?





これ大好きなんですラブジョジョVer.







     🦜不意に北の空を追う🦜







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