十一月二十三日、勤労感謝の日。昨日二十二日は二十四節気の「小雪」でした。北国では雪がちらつく時期ではありますが、先週は全国的に気温が高い日が続きましたね
マンションの植え込みにある柿の木も綺麗に色づきました。
落ち葉のなかでも、色の美しさでは飛びぬけている柿の葉。二枚と同じものがない。秋から初冬にかけて、日本料理にもよく添えられます。
この時期ならではのお花。よく通る裏道では、コンクリートの割れ目から成長したど根性菊が、綺麗に花を咲かせています。どこでも、ど根性植物に寄り添っているご近所の方がいらっしゃるものです。
マンションの植え込みに、十一月になると咲く寒菊。もう暫くすると、気温が変わり、白から紫に色が変化していきます。
そして柊の花も可愛らしい。多くのお宅の玄関に植えられていることが多い柊。節分にも棘のある葉で鬼を払うものとして使われますが、玄関に植えられるのは、 「払う力(防犯)」としての役割が期待されるからこそでしょう。
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さて三連休。ジッとしております。本当は、出かけたくって、観に行きたくってたまらない美術展が幾つかあるけれども。ジッとできる人(自分)は、ジッとしていようと。
ちなみに、「冬ごもり」とは、動物が巣の中に入り、寒さを避け、じっとしていること。混雑を避け、感染しうる状況を避け、こもっているけれども、この冬の状態から私たちにとっての春、蠢く季節は一体いつ訪れるのだろう。
少し前、ジワジワと東京都の感染者数が多くなってき始めたころ、友人と会いました。
お店の予約を入れる際、「Go Toイート」の対象店であると・・・・・・。この“Go To”の仕組みに全く乗れていない私としては、ちょっと戸惑いました。お相手に「気にする?」 「積極的に利用されている?」と、一応断りを入れてみたりもして・・・・・・ (←ちょっと、面倒)。
「フツーの予約でいいと思う」という友人の返事に、ちょっとホッとしたりもして。そして表(外)のお席を確保して、外気に触れながらランチができたことにもホッとして。でも、そのような充実した「誰かとの良いひと時」からも、気がつくとけっこう日が経っていて、今年は本当に触れ合いが限られた年だなと。
先週末は七五三だったので、ちょっと今年遭遇した可愛らしい子供の落とし物を。
今年も、沢山の可愛らしい小さな靴の落とし物に出会いました。きっと親御さんたちは、落胆されたことでしょう。なるべく小さな主の元に戻れるよう、見つけた時には少し目立つようにして置いておくのですが・・・・・・。
どれも本当に愛らしい。そして履きやすそう。デザインもよく考えられていますね。
ぬいぐるみの落とし物もけっこう多いものです。
以前一度あげたアンパンマンも含め、他にも三つ。ゾウさん、NHKのワンワン。そしておサルさん。
アンパンマン、よく見るとホッペが汚れています。きっと大事に親しんできたんだね。ゾウさんも、ワンワンも、随分握りしめられてきたのだなと感じるものがありました。
おサルさんには、木陰で小さな主のお迎えを待ってもらうことにしました。どの子も、小さな主の元に戻れましたように。
どうぞ皆さま、穏やかな三連休を引き続きお過ごしください。