麦を刈るこの時期毎年「そろそろお中元を考える時期だなー」と思うと、本当に律儀に百貨店からカタログが届きます。
今年はどうなるかなと思っていました。インターネットを通じて発注はできるけれども、そして結局は毎年同じものを選んでしまうのだけれども、百貨店に足を運んでしまいます
今年はいかに・・・・・・。
まだ人出が多い場所への外出は控えたいものはあるし、昔よりもうんと縮小されたとはいえども、お中元特設売り場の、あの独特の人の多さを、どのように百貨店側は考えて、レイアウトするのだろうと、気にもなります。
もう少し考えよう。そうしよう。
画像の植物は、「ラムズイヤー」。ネーミングの通り、葉は子羊の耳を彷彿とさせるような触り心地の良い柔らかさ。大好きで、大好きで、こちらのマンションの前を通る度に触れています。
今は、茨の花(野ばら)が咲く時期。世界にとって、今年に入って、本当に茨の道だったし、これから先もまだまだその状況は避けられない。ちょっとささくれだちそうな心を、このラムズイヤーを触ってヒーリング。癒し効果絶大です。
さて、三月に更新したものに、子供の落とし物、バイキンマンの手袋があったことを記しました。
オオォォォォォ、この時期に、このタイミングに・・・・・・・。しかもかなり元気なバイキンマン。
「コロナウィルスをやっつけてくれるアンパンマンがいてくれればいいのに」なんてぼやいたんですが、
いました、アンパンマン!
考えてみたら、自宅近くにはアンパンマンシリーズを扱うフレーベル館があって、建物の前にはアンパンマンがいます。※こちらの画像は、昔更新した時に使用したもの。
なんと、バイキンマンの手袋を見つけた直後に、よくわらかないアンパンマンフェースのビニールマスコットを真夜中に見つけました。
更にまた暫く経ってから、小さなアンパンマンのぬいぐるみが道端にコロンと転がっていたので、分かりやすように、お花の前に座らせておきました。
そしてそして、感動しちゃうのが、最後のアンパンマンの白墨イラスト!
近所の小さなお子様がいらっしゃるお宅のお母さまが、どうやらとっても絵に心得のあるお方のよう。
この自粛期間中、ご自宅前の駐車スペースに、白墨やカラーチョークを使って、沢山のイラストを描いていらっしゃいました。
どれもとってもお上手で、絵心があって、ほほえましくって、お子様の飽きがこないように、一生懸命、一生懸命日々描いていらっしゃって、私もお宅の前を通る度、和ませてもらいました。
普段だったら、気づかないこと。でもこの自粛期間中に、素敵で頑張り屋さん、絵がお上手なお母さんがご近所にいたことに気づきました。
多分、多くの方が今年の母の日をどのように過ごすか、またどのように感謝の思いを届けるか、悩まれたと思います。
私も父が自宅療養中の身。ここ数ヶ月、リスクを避けるため、玄関より両親の家にあがったことがありません。
考えて考えて、まず母の日だけれども、父が大好きな一駅先のケーキ屋さんまで歩き、三人分のケーキを買い、そこから二駅ほど歩いてお花を買い求め更にまた二駅ほど歩いて両親宅を訪ねました。
父の愛車を洗車して(母の日だけれども)、玄関で立ったまま花をいけ、うっかり普段通り両親と食べるつもりだったケーキは、「即、立ち去る娘」に慣れきってしまった母が私の分を持ち帰れるように、改めて箱詰めして渡してくれました。
バタバタ、サッと、立ったままいけた花は、やっぱりバランスが悪いところや、配置に間がないところもあって、高低差も微妙。写真をみて「ダメだな~」なんて思っちゃうものがありますが、これは(言い訳は)全部コロナのせいにしちゃおう!
帰りに立ち寄った小さなスーパーで、お会計時に、一本のカーネーションをいただきました。どうもありがとうございます! こちらは玄関に。本当はかすみそうでも、買い足したいところだったけれども、歩き疲れで断念。
持ち帰ったケーキは、「いつもありがとう。いただきます」と、一人母の日をいたしました。
さて、自粛もそろそろ解除。でも、やっぱり自粛以前のような行動量は当分控えたいと思います。
適格に、そして正しい情報を集め、常識的な判断を。
地元の後楽園。通院しているクリニックからの帰り、東京ドームシティは抜け道(ショートカット)。
普段通り敷地内に入ると、なんとも言えない奇異で、独特な空気に触れ、思わず足が止まりました。
「なんだろう・・・・・・」と思ったのも束の間、音が全くないことを悟りました。
人もいない、アトラクションも動いていない。お店も開いていない、そして音が無い。音がない、人がいない遊園地なんて、やっぱり寂しい
少しずつでもいいから、世の中がまたいい具合に動きだすといいですね。