昨日七日は「立秋」、暦の上では秋を迎えました。そして本日八日は七十二候の一つ「涼風至(りょうふういたる)」です。確かに昨日、今日と気温が落ち着き、ちょっとホッとしております。多分、束の間のことだと思いますが・・・・・・。これからは、残暑が厳しい
住まい目の前、大通りを挟んだ反対側、毎年この時期に咲く凌霄の花がとても綺麗。厳しい暑さの中でも鮮やかに咲き、伸びた蔓が風に軽やかにそよぐ様子は、暑さを感じさせません。
秋に入る前に、大急ぎで実家の猫たちに、多くの猫に人気がある、ちゅーるを詰めた、「おちゅ~る元」を渡しに行きました。
※ちゅ~るのHP に、印刷できる熨斗紙があります
私: いつもお世話になっています。
猫も「どうも、どうも」と、言っている感じ。
って、そのように写るタイミングに撮影。
喜んでくれたようで、何より、なにより。
って、これまた都合の良いタイミングに撮影。
里親探しをされているボランティアさんから譲っていただいた猫、大吉
一人ぼっちだった時の辛い記憶があるのか、人恋しい思いが強かったのか、今まで飼ってきた猫の中で一際懐っこく、飼い主(父)に対する忠誠心が強い。
これからも健康で過ごしてね。
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さてさて、先日台風の進路具合が非常に気になった七月の最終週の週末、ホテルオークラの山里で、会食倶楽部 のメンバーの方々とランチ会を予定しておりました。
運良く、夜中の内に都心を抜け、朝起きた頃には傘も必要ない状態に。
ということで、持ち物は、雨傘から日傘にチェンジ
今回の更新は、当日の装いなどについてちょっと触れたいと思います。
実はこちらの日傘、17年ほど前に購入したんですよ。暫く使っていなかったため、生地が焼けてしまっていたので、今回糸を解けるだけ解いて、生地全体とタッセルを漂白して、自分でまたつけ直ししました。
綺麗につけられなかったら(はれなかったら)諦めようと思いながら作業を進めたところ、意外と上手くいきました。
頑張って、暑いけれども、だからこそ気合いを入れて着物で こちらも自分で縫って仕立てたもの。
夏の薄物って、着られるのは一時。暑いからと躊躇うと、箪笥の肥やしになってしまいますから、できれば積極的に着て出かけられるようにしています。
ホテルオークラぐらいのグレードだと、ちょっと躊躇うものがある「縞」だけれども、ランチ会ということで、「うーーーーん、OK!」 と、しちゃいました。夜ならば、控えるでしょう。
出かける寸前まで悩んだ草履、結局こちらの比較的シンプルなものにしたところ、いつもご担当くださるTさんがそれをご覧になって「きっれーな草履!」と。
恐れ入ります。恐れ入ります。
でもでも、とても嬉しいものがあります。特にオークラの女性従業員の方の多くは、お着物で接客されていますからね。普段、目に触れている機会が多いからこそ、そこに目がいくのは、やはりさすがTさんだなと。
「たいしたことはありません」とは言いつつ、草履ならばやっぱりここというお店のもの。実は若い頃、初めて自分で購入した草履。
お店でご相談をして、「こちらはどれにでも合わせやすい、お薦めのものですよ」と。長年定期的にメンテナンスに入れ、大切にし、愛用しています。
結局、その草履に落ち着いたのは、帯締めに、近い色が入ったものを選んだから。
帯は鳥獣戯画で
ご参加くださったメンバーの内、三名様が以前、着付けのお稽古にいらしてくださったことがあったので、着物姿を喜んでくださり、また着付けにご興味のある他のメンバーの方にとっても、良い刺激になったようです。
ぜひぜひ、お着物を着る機会、増やして! 民族衣装ですもの。浴衣との異なりや、ドレスコードも尋ねられましたが、まずその「関心」が大事だと思います!
ふふふ、お気遣いいただいて、御献立には、「会食倶楽部 咲 七月の特別課外クラス」と記されておりました。ありがとうございます。
今回は、色々お献立に関してご相談させていただき、やはり何度も会席料理を召し上がってきて、季節感や盛り付けの意匠を感じ取る意識が高くなってきたメンバーの方にとって良い機会になればと思い、「小会席」で。
お勧めのキリッとしたシャンパーニュで、乾杯!
次回の更新は、お料理をご紹介したいと思います。
※お料理の撮影は、許可をいただいております。必ず、都度ご確認くださいね。
お料理の撮影許可をいただく際、また伝えられる際、お店側としてのお願いや注意があるものです。どのようなことが触れられるのか、意識して聞いてみること、大切です。
ぜひお店側のお願い、注意に耳を傾けてくださいね。