六月晦日(月末)、年に二回の大祓い、今日は夏越の祓がありました。今年はちょうど週末、私も夕方、形代をもって、参列してまいりました。
形代に、名前と年齢を記し、息を三回吹きかけ、心身の罪穢れを撫で移す。年々、年齢を書くのが躊躇われるようになり、きっと地域で私の確実な年齢を知るのは、宮司様だけかと・・・・・・。
茅の輪を無限(∞)を描きながらくぐり、これからの半年間の無病息災を願ってきました。
多くの神社で、夕方四時に執り行われます。宮司様が、「日本全国で、ほぼ同じ時間に、一斉に清めているんですよ」と毎年お話してくださる。
「同時に」、「一斉に」というところに感動するものがあります。
すごいな 清らかだな 清々しいな
今夜はあとお酒をいただいて、更に心身を清めよう!
毎年この時期、通っている和裁のお稽古用に、反物を買っています。これからの一年間の励みになるように。
本日、この三本を買い求めました。
●絽、溜色、流水
●色無地ちりめん 藤色
●薩摩上布 黒
今縫っている一枚も、そろそろ仕上がりますので、お次は何を縫いましょうかね。
帰り際、実家に立ち寄り、父に見せると、そろそろ80に手が届く父は、面白いことに、さらりとピタリと、色を言い当てます。
「溜色、英語でバーガンディだ」と。
英語まで出ちゃうとは! アメリカ生活長かったもんね。
そして、「今日のお昼、マックが食べたい」と・・・・・・。
炎天下の中、自転車をこいで、マクドナルドへ出かけていきました
中身は、ほぼアメリカ人みたいだもんね。
「言ってくれれば、来る時に買ってきたのに」と言うと、
「あーゆーのは、その場で食べるのが美味しいのだ」と。
食生活、舌は、完全にアメリカンだもんね。
ちなみに、一緒に日本料理屋さんへ出かけると、父は仲居さんへ心付を渡す際にコソッと、真顔で、「これで後で、マックでも食べてください」なんて言っております。
こんなユーモアに、それまで真剣に給仕をされていた仲居さんも、クスッと笑われ、場が和みます。これもちょっとしたコミュニケーション力ですね。
この季節、来客時や、プライベートレッスンへいらしてくださる生徒さんへは、豆源の豆かんをお出ししています。
豆源のラベルは、ロゴが細かく入っていてとっても好きなんですが、基本的にプラスチック容器のものは、ガラスの器に入れ替えます。
どこか外出先でならば別ですが、自宅の場合は容器のままでは味気なく、またできればお越しになる方には口当たりの良い食器やカトラリーなどを用意するようにしています。グラス、ガラス食器は基本的にバカラ。
特に、生徒さんは色々ご覧になって、参考にされますのでね。お出しするもの、時にはちょっとしたものを、「持って帰ってもいいですか?」と尋ねられることもあります。 いいですよ
先日開催した会食倶楽部では、大志満高輪店の調理長が、お食後に水無月をご用意くださいました。これをいただくと、「夏越だ!」と一層実感いたしますね。
※こちらの画像は、毎度ご参加くださるJさんが、一眼レフで撮影してくださいました。
明日から七月、早くに梅雨もあけ、暑さも厳しい。健康第一、まずは暑い夏を乗り切りたいと思います。皆さまもご自愛くださいませ。