食礼 咲 は、成人以上の男性、女性を対象に、「食」に特化したマナークラス会食倶楽部 を運営しております。

 


【日本料理テーブルマナークラス所作クラス】


品川 大志満 高輪店 個室、日本間にて  開催

テーブル席 × 腰かけ椅子

脚にご負担はかかりません。

<献立例>

・食前酒

・前菜

・吸物

・お造り

・煮物

・焼き物

・酢の物

・お食事

・お食後



<講義内容>

「社会人」を対象とした講義内容。

お若い方の受講に関しては後述いたしますね。


日本料理店への入店のされ方から、身だしなみ、履物の状態や、どのような履物が宜しいか、といったことにも言及いたします。


クラスでは、オリジナルテキストをベースに30~40分程度、お食事の前に講義。


・会席と懐石について

・上手な予約、日本間での振る舞い方、お店側に対してのコミュニケーション

・お箸の扱い方、お箸の種類

・食器の扱い方、食器の楽しみ方

・盛り付けについて

・よく見受けられる、誤った所作について


 

 


さて、ここまでご紹介したお料理の画像は、4月に開催した際にご提供いただいたお料理ですが、どれくらい、季節感、旬の食材について感じ取れましたか?


例えば上の二枚の画像、添えられている葉や食器に描かれたものは菖蒲を表現しているもの? それとも杜若? それとも花菖蒲?

 

「いづれ菖蒲か杜若菖蒲 あやめ というほど、ショウブ、アヤメ、そしてカキツバタは見分けが付き難いものです。


この盛り付けの場合、私ならば断然「杜若」といいますね。

どのポイントで、それを判断するのか、実はパッとわかるものなんです。これは教養に関すること。この盛り付けに因んだ和歌まで出てきたら最高です。

 

4月下旬から5月にかけて、この盛り付けは多くの日本料理店で見られるものです。5月ということで、端午の節供と混同されて「菖蒲! 菖蒲!」と言われる方がいらっしゃいますが、それはちょっとお勉強不足です。特に私たちのような教える立場がそこを誤っては恥ずかしいこと。端午の節供の菖蒲の葉と、花菖蒲の葉の異なり、このようなことも押さえておきたいところです。

 

私のクラスでは、食べ方や日本間での振る舞い方だけでなく、社会人に求められる教養についてもお話しするようにしております。

 

※店舗でお料理を撮影される際は、一言必ず「お断り」を入れ、撮影しても大丈夫なものか、確認をしましょう。



<お食事中の講義>

実際にお食事が始まってからは、それぞれの方の傾向や身についてしまっている習慣(クセ)など確認しながら、改善方法をお伝えしてまいります。


・まずはお箸の持ち方!

ご参加くださる多くの方が、確認を求められます。


正しく持てない方は、皆さんそれぞれ異なりますが、たった一つのポイントを意識していただければ、「なぜ正しく持てなかったのか、つかえなかったのか」がわかりますので、頭で理解できる分、直し方も見えてきます。


直し方は、まったく難しくありませんポイント。


過去にご参加くださった方で、直し方が理解できた方、改善できた方のご感想を沢山寄せていただいております。クラス当日は、持ちなれた持ち方で問題ありません。

気になるお方はご覧ください矢印  


・各お料理の解説(食材、食器、盛り付け)

・お料理から読み取れること、盛り付けから見る日本文化について

・お椀の扱い方、お箸の使い方


お箸を箸置きに置く際、どのくらいを意識して、お箸の先を出すものか。考えてみたことはありますか?

 

稀に「5cm」と解説されているケースもあるのですが、これはちょっと・・・・・・。なぜちょっとビミョウなのか、しっかり理屈があるものです。

 

昨今、テレビや雑誌などで「日本料理の食べ方(マナー)」をフレンチよりも取り上げてくださることが多いのですが、誤った解説やトンチンカンな(ベースがなっていない)指南も多く見受けられます。実に困ったものです。


これからの時代、鵜呑みにはしない、正しく知識情報を得る。そのために自分自身を鍛えていく、このようなことが求められるようになると思います。


・数品盛られている時に、どれからいただくか

・指先のお洒落、ネイルの程度感

・写真撮影についての注意

・大人数での利用時の注意点や、注文について

などなど、盛りだくさんでお伝えしてまいります。



床の間、お庭の鑑賞、向き合い方。食べる順番から鑑賞に留めるものなど、自国のお料理のことだから、ぜひ意識しておいてもらいたいこと、教える側として、沢山あります。


大事なことは、分からなかったことがクリアになること。知りたかったことが、解明すること。


実践で得られることは、本やネットからだけの情報とは大きく異なります。


「注意されるのが怖いヒィー

「他の人よりできなかった恥ずかしいあせる

「お箸の持ち方に自信がないから、申し込みを躊躇う箸

などなど、色々お申し込みをされるにあたって、悩まれる方が多いものですが、心配ご無用! 指導させていただく側は、指摘の仕方、さりげない伝え方、これも心得ているものです。


また折角の機会ですから、「確認してもらえる」機会を大切に。

自分では気が付かない習慣となってしまっているクセ、あるものです。ほんのちょっとの改善、意識の向け方、気付きで、うんとかわります。


クラス参加のメリットは、

沢山の傾向、気をつけなくてはならない振る舞い、食べ方、そして受講者様から出るご質問などに触れられることです。


共有できることが多い分、得られるものも多い。

学ぼうと思った時が学び時。一番吸収できるときです。

習慣がその人の人格と品格を育みます。

どうぞ良い習慣を身に着けてください。