2017年10月
屋久島・種子島へ行ってきました。
埼玉から9時間・・
鹿児島中央駅着いた。
ボクは旅行で飛行機乗りません。
飛んでった方が
安いかもしれないし
到着もあっという間でしょう。
でも
乗り換え時間にやきもきし
橋を越えトンネルをくぐり
車窓からの風景をボ―と眺め
「ご乗車ありがとうございました 次は〇○~」
*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。 「来たぞ~!」
ってのが旅のテンション上がるんですよねー!
おうちを出る所から遠足です。
鹿児島と言えば・・・
しろくま の本家
むじゃき本店!
これでハーフサイズです。
子供のデコレーションだ。
この日は鹿児島で一泊
翌朝朝一のフェリーで屋久島へ。
上陸~♪
でも宮之浦岳は雲の中・・・
屋久島は
「一月に35日雨が降る」
と言われるほど天候に恵まれない島。
けど、この日から数日
九州南部以外は全国的に雨だったという晴れ男スキルが発動。
2時間あれば一周できる屋久島。
レンタカーに乗って反時計回りでGOGO~!
最初に訪れたのが島北部の
ウミガメ産卵地として知られる永田浜。
シーズンオフの浜は足跡一つない。
蒸しパンみたい。
ザザーン
シュパ~~
シュワシュワシュワ~
続いて島西部へ
屋久島西部は山がせり出してて平地がない。
民家はなく道も島の周回道があるのみ
それも夜間は通行止め
なんで
ヤクサルが我が物顔で道を占拠
隣に車が来ているのにアウトオブ眼中。
ヤクシカの一家も悠々と歩いてます。
天然サファリパークを抜けました。
お天気最高 絶景です。
南部に回ります。
日本の滝100選のひとつ
大川の滝。
水量が多いと二股の滝になります。
千尋の滝。
250m×350mの花崗岩一枚岩が圧巻。
トローキの滝。
河口が直接海にそそぐ珍しい滝。
なんで満潮と干潮で落差が変わります。
屋久島に行ったの?
あー縄文杉でしょ~
と思われるでしょうが
今回の目的は百名山最南端の宮之浦岳登頂。
数少ないスーパーに立ち寄って準備し
登山口で車中泊。
シート倒すとフルフラットになるのがありがたかった。
夜明け前に出発。 ブレブレ~
明けてきた。
山の頂に鎮座する巨石
それだけでも不思議な光景ですが
ナイフで切ったように綺麗に割れてます。
トーフ岩と命名されてます。
屋久島の山は奇岩が数多く点在し
登っていてホントに飽きない。
悪の戦闘員が埋められている・・・
動かなくなった衛兵ロボット。
飛行石を持ってくればよかった。
そして
年間雨量日本一の屋久島。
登山中は常に水の流れる音が聞こえてきます。
沢の上に登山道がつけられてる。
ルート上にも流れる水
最南端の湿地 花之江河
ですが植生が壊滅的状況・・
ヤクシカの食害は深刻のようです。
水は凄く澄んでます。
が
美味しくはありません・・・
通常、山に降った雨は
地下に染み込み
岩盤でろ過され、ミネラルを溶かしこみ
「わぁ美味しい♪」
となるわけですが
何度も書きます雨の多い屋久島。
それだけの水量を受け止めるキャパがなく
降った雨は山中に蓄えられず
短時間で流れていくって事なんでしょう。
確かに含んだ水には雨の香りがしたような。
当然、買ってはきましたが
美味しくなかったです。
そしてここでも喰らった山登りあるある。
おーあれこそ頂では?
3度騙されました。
そして
4度目の正直~♪
北側に永田岳。 海!
西側も展望抜群!
東側は雲が出てきちゃった。
南側は・・ どうなんだろ
雲がなければ海まで見通せるのかな?
そしたら360度大海原!
ここを離れるのはホントに名残惜しかったけど・・・下山。
この日は港近くの民宿で一泊
翌朝
次の目的地 種子島へ。
笑っちゃうくらいのまったいら。
種子島上陸!
屋久島に比べても相当栄えてます。
コンビニだってある! ( ´゚д゚`)えぇーーー
そして
種子島といえば
ロケットです。
夢だった
『ロケット打ち上げをこの目で見る!』
を叶える日がやってきました。
ですが
打ち上げは翌朝7時。
どうやって過ごそう。
種子島って何があるの?
海は綺麗ですが
・・ あるんです。
東シナ海側は波も穏やかなんでしょうね。
綺麗な砂浜が続いてますが
太平洋側に回ると・・・
奇岩のオンパレードでした。
穏やかな浜の先にもそそり立つ岩礁。
中でもここ 千座の岩屋はスルー厳禁。
回り込むと侵入口があります。
中は余裕で千人くらい入れる洞窟。
海側からは波が押し寄せてくる
こうやって長い年月かけて浸食されたわけですね。
天気よし。
打ち上げの障害はない。
遠く見える岬の先端に吉信射場があるのですが
最大拡大してようやく組立棟が見える。
施設傍のロケットの丘からが一番近い見物スポット。
でも・・・
打ち上げはここからは見る事が出来ません。
射場の半径3km以内は立ち入り禁止となるからです! Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!
打ち上げ場から南に離れて
種子島宇宙センターに来ました。
日も暮れつつあり
ロケット組立棟が白く輝いてます。
打ち寄せる白波と相まって
世界一美しいロケット打ち上げ場と言われる所以・・・ (人´v`).☆.。.:*・
けど
ここも立ち入り禁止区域に含まれます。
フェリー港にあった案内板です。
オレンジ部分が立ち入り禁止区域。
ですが規制かかるのは21時30分から
フフフ・・・ (▼∀▼)ニヤリッ
それなら見られます。
貴重なロケット水平移動が!
19時をまわって・・・
予定ではそろそろ出てくるそうですが。
ちなみに組立棟の扉は
「世界一大きい扉」 としてギネスにのってるそう。
あ いつの間にか。
ロケットは台車に乗せられてゆっくりレールを移動していくのです。
半分まで来ました。
今回打ち上げられるのはH2B
積んでいるのはコウノトリ。
もうすぐ
到着したよう。
時間は25分程。
現場ではこれから朝まで
準備に大忙しなんでしょう。
では規制時間になる前に見学場所に移動します。
種子島でのロケット打ち上げ見学は
飛んでくロケット見るだけならどこでも可能です。
空を見てればいいんですから。
でも
発射の瞬間からみたいのであれば
主な見学場所は上記の4箇所。
その中でも
一番近く
間に海だけなんで見晴らしも最高な
恵美の江展望公園
に行きます。
最前列は既に空いてない・・・
早い人は前日つまり三日前から場所取りしていたようで。
でも三脚スペースがあるぶん
二列目からでも十分打ち上げの瞬間は見られます。
暗闇に浮かび上がるH2B
今頃、大忙しだろうな。
それではボクは車で仮眠・・・
って眠れるわけない。
夜明けも近い。
準備はどうだろうか。
日が出ました!
すんげー一杯いる。
空は!?
うわ・・・
黒い雲が蓋をするように・・・
見学場に設置されているスピーカーから
カウントダウンとともに打ち上げ準備状況を報告する音声が
流れ始めました。
カウントダウンは順調。
この程度の雲じゃ全く問題ないようです!
「10 9 8 7 6 5 4 3 2 1」
「点火」
お
うひょーーーーっ!!
大気がヒビ割れて崩れちゃうんじゃないかってくらいの
物凄い衝撃!
そして爆音!
雲に突っ込んじゃう~
出てきた!
気を持たせやがって!
どんどん加速していく
これ
急いで縦に構えたけど
上手く撮れた。
落ちてくように見えるけど
ロケットはまっすぐ上に飛んでいくのではなく
地球の自転方向に進み
斜めに大気圏を脱出するのです。
加速に自転速度を上乗せする。
ブースターを切り離したところまでギリ見えた。
終わってしまった・・・(*゚o゚*)~゚ ボー
鹿児島に戻りました。
帰りももちろん新幹線。
地元帰ってきたのは真夜中でした。
初めて乗ったかも 最終列車って ( ˆ꒳ˆ; )
例によって土産の山なんですが (;´^_^`)
その中の一つが
屋久島永田の塩クッキーです。
(ようやく本題・・)
目立ってたんで買いましたが
イヤコレメチャウマ!! (๑ʘㅁʘ๑)!!
デパ地下とかで売ってるブランドもののクッキーとガチで張り合える美味しさです!
大切なお客に最高級な紅茶と一緒に
「どうぞ」と勧められるレベルの美味しさなのです。
口に入れると僅かな塩の味が舌を刺激し
続いて広がる控えめながら上質な甘さ。
ホロホロと崩れるクッキー生地に
ヘーゼルナッツの歯ごたえがアクセント。
楽天で取り寄せが出来るので
何度か通販してますが
発送元が屋久島ですから
送料がかさむ・・・ ー_ー’
そして
亀 の形がどうにも崩れやすいって事で
四角になっちゃうみたい。
最近、亀のと四角のやつと注文しましたが
当然味は変わりません。
やっぱ うっま♪
・・・ん?
箱の裏見て気が付きましたが
製造場所んとこ、シールが貼ってある。
はがしてみると・・・
屋久島から九州本土へ移転したようですね。
まあ
原料仕入れと発送で
二度海を渡るのは
コストかさむもんね。
そしてちょっとホッコリさせてもらったのは・・・
こっちもシールで文面の一部を隠してたんで
剥がしました。
隠していたのは「屋久島の」の部分か。
真面目か。