前回のつづきです。後編。

 

4.絶望とは何か

皆さんは、絶望とは何だと思いますか?

絶望とは、希望が無いこと。

これは、現状とはまた別の問題です。

 

昨年秋、年に何度かある「髪のことでとても落ち込む時期」が来ました。

あの時はヤバかった。毎回立ち直るのですが、今回ばかりは無理かもしれないと思いました。

 

今振り返ると、「何をそんなに悩んでるんだ」って、自分でも思う位です。

けれど、そう思えるのは「今の自分が植毛手術を受けることを決めた」からです。

 

術後、すぐに毛が生える訳ではないけれど、1年後にはある程度今の悩みは無くなっている筈、

という希望が今の自分にはあります。

 

だから、昨年秋の自分を「何をそんなことで」って笑える。

けれど、今、同じ状況だったとしたら自分はただ問題から目を背け、

結果的に何ヶ月後かにまた、同じ絶望を味わうことでしょう。

 

5.光を見た瞬間

初めてAGAクリニックでフィナステリドを処方してもらって、帰った日のことを

今でも覚えています。

街中の駅近くのビルに入っているクリニックで、11月だったので街は段々クリスマスムードに

なっていました。

 

ビルから出た時、何とも言えない安心感に包まれ、街が色付いたように感じました。

 

フィナステリドを飲めば、最低限の薄毛対策にはなる。

そのことが、当時の自分をどれだけ勇気づけたことか。

バッグの中身が、身を守る魔法の剣のように感じました。

 

そして、それ以来同じ光を感じることはありませんでした。

少しずつ、鈍く重い絶望がのしかかってくる5年間でした。

 

先日、勇気を出して植毛クリニックのカウンセリング予約をし、飛行機に乗って東京へ行き

カウンセリングを受けてきました。

あの日、ビルを出た瞬間、久しぶりに2019年と同じ光を見た気がしました。

 

今の自分を救ってくれる手段。

それが、1ヶ月か、2ヶ月先に現れたことで、

「現状はどうあれ、未来に希望を持てる」という状態になりました。

 

以前、AGAは心の病気、という言葉を聞きました。

正にそうで、実は希望さえあれば、今の髪の状態自体は然程問題ではない。

あの瞬間、改めてそれを思い出しました。

 

 

 

6.信頼感と優しさ

自分が今回植毛手術を受けるクリニックは、Youtubeで結構発信をされていて、

信頼がおけると感じました。

 

手術代も約100万円。渡航費やホテル代など入れるとさらに増えますが、

それでもこれまでの絶望を思い返すと安い額だとさえ思いました。

 

そしてもう一つ。

AGA治療を始めてから、「人のやさしさ」を感じることが増えました。

Twitterをやっていて、自分は人と絡むのが苦手なのであまり会話に参加したりはしないですが、

AGA治療界隈?の人たち、皆優しいのです。

 

それは、各自それぞれが同じ種類の絶望を感じて来たから、

人の気持ちが分かるってことだと思います。

 

自分も小学生とか、中学生の時ハゲたおじさんを友達とバカにしてた気がしますが、

今は絶対にしません。

その嘲りは、いずれ自分に返ることが分かるから。

 

植毛手術が成功して悩みが軽減したとしても、決してそこはブレないでしょう。

絶望は人に優しさをもたらす。

 

そんな感じで、2回にわたって長々書いてきました。

これが今の自分の植毛を受ける心境です。では。