冬の虫たち | 明治大学 植物保護研究部のブログ

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明治大学理科部連合会に所属する「植物保護研究部」
通称『植保』のブログです。
植物をはじめとした生物全般および鉱物に関する記事を書いています。

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はじめまして、植保1年の合鴨です。


初投稿の今回は、近所の公園を散歩したときに見つけた

冬の虫たちについて紹介したいと思います。


まずはこちらです^^↓
『明治大学植物保護研究部』のブログ♪-チャバネフユエダシャク










チャバネフユエダシャクの雌? 11月~1月に発生。 日本全国に生息。フユシャク図鑑より


道端の柵に虫がいないか探していると、

コンクリートの支柱にくっついていました。


冬に活動する数少ない昆虫の一つ、フユシャクの仲間です。まだら模様は鳥糞に擬態しているのだとか・・・

羽はありませんが立派なの仲間です。※シミではありません。

ちなみに雄のフユシャクには羽が生えています。


次はこちら。↓

『明治大学植物保護研究部』のブログ♪-ゴマダラチョウ














ゴマダラチョウの幼虫  成虫は5月~8月に発生。 北海道~九州に生息。

エノキの根元をガサガサやると、狙い通りいました。

今年は去年より少なくこの1匹しか見つかりませんでした。


ここら辺には似た種類がもう一種います。それが、アカボシゴマダラです。

ゴマダラは在来種ですが、アカボシは外来種です。

成虫は違う姿ですが、幼虫はかなり似ています。見分けるポイントは背中の突起と尾です。

・ゴマダラは見ての通り突起が3つで尾は分かれていますが

・アカボシは突起が4つで尾は分かれていないそうです。



エノキの根元にもう一匹↓

『明治大学植物保護研究部』のブログ♪-エサキモンキツノカメムシ

















エサキモンキツノカメムシ  4月~10月、冬は越冬する。北海道~奄美大島


公園ではよく見るカメムシです。こちらも今年は去年より少なかったです。

背中のハート紋(黄色)があるのが特徴です。

また、親がを守る習性があるそうです!


こちらは『明治大学植物保護研究部』のブログ♪-チャバネフユエダシャク ウスバフユシャク の雄です↓



















チャバネではないですが、雄には確かに羽があります。





みなさんも時間があるときに、近所の公園を散策してみてはいかがですか?


最後まで読んでいただきありがとうございました。m( _ _ )m

ではまた。ノシ