地震の影響で植物保護研究部(というか明治大学自体が)は活動自粛中ですが、
K.H.は本日、自宅にてフナムシを標本化しました(また一人活動の報告…
早くやらないと、かわいてパリパリになったり、腐ってゲチョゲチョになったりするので (;´ρ`)
生き物は生物(なまもの)ですから
標本化の方法は昆虫標本の作製と同じ手順をたどり、貼ったり刺したり_ρ(・д・ )
さて、「フナムシ」で検索すると「フナムシのキモさは異常」なんてサイトが出てきちゃうフナムシ君の画像いきますヘ( ・_・)ノ--===●~*
ゴキブリとゲジゲジを足して二で割ったみたいなフォルムで嫌われるのは分かる。
しかし、現在、K.H.宅には、フナムシ同様、植保の春合宿で採取した正真正銘のオオゴキブリがいる。
オオゴキブリ。
どことなく甲虫の雰囲気を醸すフォルム。
翅の末端がちぎれているのは子供に食われたからだそうな。
子育てをする森の分解者だそうな。
さて、話は戻ってフナムシ。
フナムシは海辺の分解者。
大量にいると確かにビビるが、一匹をまじまじと見てみると、案外つぶらな瞳がかわいかった (*゚д゚*)ポッ
そして、標本化のために形をきれいに整えます。
ついでに針も差しちゃいます ―(T_T)→ サクッ
展脚後。
一枚目と見比べてみてください。(展脚とは、標本つくりの際に、足をひろげて形を整える作業のこと)
これぞフナムシ。まさしく「(G+ゲジ)÷2」。
素晴らしいフォルムですな(゚・゚* ホレボレ
ついでにコイツも標本化―(T_T)→ サクッ
ニセスナホリムシ。
ニセモノでも、海の分解者である。水陸両用の優れた生物。
合宿時の仕掛けで大量に入っていたのはコイツ。フナムシは数匹しかいなかったのです。
⇒ 合宿での海辺トラップ衝撃写真へ(大量のコイツ↑です。キモい人には相当キモいです)
ニセスナホリムシは針で刺さず、板に貼る方式で標本化しました。
たくさんいたので裏面標本も作ってみた。
左下の2匹はブチウミセミと思しき生物。ほかは全部ニセスナホリムシ。
本日はフナムシ2匹、ニセスナホリムシ8匹、ブチウミセミと思しき生物2匹、カニ1匹を標本化しました。
そんな感じで今日は終わりです。
地震の余波はまだ続いているようです。
みなさん何かとお気をつけて。
K.H.は、また明日も何かしらをがんばります。
ではヾ(・o・)