皆さまこんにちは
IFCA国際食学協会 食学士/管理栄養士/酵素ファスティングアドバイザー本部講師の
御子川内です
もう残すところ1カ月半で2017年も終わりですね
一日一日が本当に早すぎて、ビックリしている今日この頃。。
最近は一段と寒くなって、夜は温かくなる工夫をしなくちゃ、体の真から冷え切って
しまいますよね…
毎朝、お布団が気持ちよすぎてベットからなかなか出られなくなっていますが(笑)
元気な朝の出発をきれるように、「健康」はやっぱり大事ですよね
冷えは万病のもと。
皆さまも冷えには気をつけて下さいね。
さて!本日のコラムは「お水」についてです
皆さまは普段お水をしっかり意識して飲んでいますか
実は私、、昔から水を飲むのがあまり多い方ではなく、
意識していなければ、一日何も飲まないなんて日もありました
でも「お水」の重要性を知るようになって、できるだけこまめに水分補給は
しなければならないなと思うようになりました。
なので、普段あまりお水を意識して飲んでいない方に。。。
また、普段よく飲んでいるけれど、体にどのような働きがあるのか知りたい
そう思われる方に是非読んでもらいたいなと思っています
そもそも「水」は私たちの体にどのような機能を果たしているのか
水は人体を構成する物質のうち、約50~60%を占めており、
もっとも摂取・排泄される物質です
また、この水分の約10%が失われると筋肉の痙攣や意識の混乱を生じ、
20%が失われると死を招くほど、体の重要な生理的機能を担っています
水がもたらす生理的機能は、
①物質を溶かす力が強く、体内における様々な化学反応の基礎となる。
②電解質のバランスを維持すると共に浸透圧の平衡を保ち、細胞の状態を正常に維持している。
③栄養素の運搬と吸収、及び老廃物の誘導と運搬を行う。
④発汗や尿などの排泄などにより、体温を一定に維持している。
と主に4つ挙げられますが、
これらは、人間が生きていく上でなくてはならない機能で、それくらい「水」には大きな役割があります
また、水を飲むことは私たちの身体にとって、様々なメリットがあります
まず今回のテーマの一つ
≪ダイエット効果≫について書いていきたいと思います
最近痩せにくくなった…。
できるだけカロリーの低いものを食べているが痩せない…。
等、とくに女性は間違ったダイエットをしてしまい、結果健康を害してしまう原因にもなりかねません。。
では、ダイエットの成功のカギとは一体何なのか。。
それは「代謝」です
そして代謝の要となっているのが、「血液」になります
皆さま、血液を「川」と見立ててみてください。水の量と質(キレイさ)が適切であれば、どんどん水路を移動していきますよね
血液も同じで、水分の量と質が適切であれば、血液の巡りが良くなってどんどん流れて、細胞まで行き届くスピードが速くなります。結果、代謝が上がり、エネルギー消費率が改善され、カロリー消費量が増えダイエット効果が期待できるのです
代謝が上がると、自然に体温も上昇します
そして体温が上がると、脂肪燃焼効果が期待できます。体温が1℃上昇するだけで、代謝が約12%上昇するというデータも報告されています
体が温かい人ほど脂肪燃焼しやすい体、痩せやすい体を作ることが出来るという訳ですね
また、血液は約50%が水分で、体中を巡って老廃物を運んできます。細胞に酸素を運ぶのも、血液の役割です
しかし、酷使して汚れた血液の水分は、新しい水分が入ってこないと交換できません
水分が足りないと、汚れた水分が仕方なく腎臓から再吸収されたり、成分濃度が高まってドロドロになります
そうなると血流の流れも悪くなり最悪の結果、病気を引き起こしてしまいます
なので血液の質は何より大切にしたいですね。
しかし、
体が水分を欲しがってないのに、一気に多量の水を飲みすぎると良くありません
理由は、体のミネラルバランスが崩れてしまうからです
通常(運動ほぼなし)で飲むと良いとされている量は1日2リットル
運動・熱中症予防など、体の水分不足を考慮に入れつつ「不足していないか」を意識しながら、適量を小分けして飲むことをオススメします
大量に一気に飲むと、尿として排泄される量が多くなってしまいますので、あくまで
少しずつ体内に入れてあげるような感覚で摂取できると良いですね
また、「水太り」が気になる方が多くいらっしゃるかと思いますが、それは
代謝が落ちている状態なので、水分を溜め込みやすくなっています
早めに代謝を改善した方が良い状態なので、水をこまめにとりながら、
体を温めるなど工夫して、少しずつ改善していけると良いですね
水はカラダに欠かせない。健康・美しさに直結する要素です
これからの寒い季節も、冷たいお水ではなく、常温や白湯を飲んで
体をしっかり潤わせてあげて下さいね
水分不足は、肌荒れや乾燥肌を招く原因でもあります。
だから、まずは意識することから始められてみてはいかがでしょうか
最後までお読み頂きありがとうございました