こんにちは!
つい先日、以下の作品を読了したので感想を書きます☺︎
宜しければご覧ください(^o^)
きまぐれな夜食カフェ〜マカン・マラン みたび〜
古内一絵 著
-あらすじ-
元超エリートのイケメン、今はドラァグ・クイーンのシャールが夜だけひらくカフェ「マカン・マラン」。今回のお客様は、匿名のクレームを繰り返すアラサーOL、美味しさがわらかなくなってしまった若手料理人など。彼らにシャールが用意した《きまぐれ》料理とは――?
圧倒的人気のお仕事&お料理小説、リクエストにおこたえして第三弾が登場です! (Amazonより引用)
ここ数年間、食がテーマとなっている作品を読むのが好きです。
昔は恋愛物を読む機会が多かったのですが、今は食べものです。…花より団子です笑。
このマカン・マランシリーズは全部で4作品まであるのですが今回は3作品目。
私はこのシリーズが大好きです!!!
3作品目は以下の4遍が収録されてます。
第一話:妬みの苺シロップ
第二話:藪入りのジュンサイ冷や麦
第三話:風と火のスープカレー
第四話:クリスマスのタルト・タタン
個人的に一番好きだな、と感じたのは第三話のスープカレーのお話し。
才色兼備でお金持ちの男性と結婚をし、何不自由のない暮らしをしている女性のお話し。
そしてこの女性はシャールさんのサラリーマン時代を知っており、所々で"この女性もしかして?"と思うような所もちらほら…。
何よりこのお話の最後に出てくるシャールさんがもう本当に素晴らしい!!の一言に尽きるほど素晴らしかったです。
ちなみに…
第一話は、ネット(ブログ)であらゆる有名人やお店を辛口評価し、自己の欲求を満たしている女性のお話し。
第二話は、幼少期に料理をする楽しさを知り、周りからも料理の腕を認められ料理人となったが、料理人の道を絶ってしまった男性のお話し。
第四話は、夜食カフェ常連の比佐子さんがメイン。
自身の先々の事を考え、エンディングノートを書き始めた比佐子さん。エンディングノートを書くにあたって今までの自分の人生を振り返る機会が出来た。
そこで書き進めていく上で比佐子さんはある事を決断したのだが…というお話し。
このお話も私好きだったなぁ〜。
どのお話でもシャールさんの発する言葉はとても魅力的で温かくて、そして料理が最高に美味しそうなのです。(絵がないのにも関わらず!!)
シャールさんに会えば、美味しくて身体の喜ぶご飯を食べて、自分自身を受け入れられて、前を向いて歩み出す力をくれる。
きっと若い頃はこういう作品に惹かれなかったと思います。
でも歳を重ねた事でこういった作品が身に染みるようになりました笑。
深みのある人間(私)になれるように生きたいな、と思わせてくれる作品でした。
今は(凄く今更感満載ですが)「夢をかなえるゾウ1」を
読んでおります。
いくつか自己成長本など読んできましたけど、
この作品が私的に一番しっくりきてます( ^ω^ )
ロングセラーになるだけある〜!!
他に小説を何か読みたいんだよなぁ〜。
新しい作品を探しに行くか、読んだ作品をまた読んでみるか…悩む。
今日はここまでにします!
ここまで読んでくださってありがとうございました☺︎