おととい、久しぶりに見たドラマ
やまとなでしこ
もう２０年くらいも前なのね。
主題歌のミーシャのeverything、今聞いても全く古臭くない
当時の私は、ドラマ自体は見ていたけど、中学１年生くらいだから、アラサーの恋愛について共感を覚えることはなかった。
だから、ドラマの内容は覚えているけど、面白いドラマだなーくらいの感想だった。
それが、２０年経った今、見ると、、
もうね、すべてに共感する‼︎
てか、松嶋菜々子可愛すぎるやないか。
桜子役にぴったり。
このころの松嶋菜々子に匹敵する女優さんはいないんではないだろうか。
松嶋菜々子＝桜子が、ドラマの中で、
「女の高値は２７歳、それを超えると値崩れする」と言い放つ。
ほんま２７オーバーを的に回す発言。笑
でも、これ本当だと思う。
当時、中学生の私には、全くピンとは来ていなかったけど、２３歳くらいの時に
このドラマをもう一度見るべきだった。
そうしていれば、値崩れを起こす前に必死で結婚相手を見つけていたと思う。笑
そして、今、世の２０代の女子にも是非見て欲しいと思う。
もちろん２０年前に比べたら今は晩婚化にはなっているけどさ、女が一番モテる時期は桜子さんが言う通り、今も２７歳に間違い無いと思う。
２７歳最強説。
この年齢は、下は２０代前半の男性から、上はいくらでも（３０歳でも６０歳でも）の多くの男性にヒットする年齢。
社会経験もそれなりにあり、奥さんにするには若すぎずちょうど良い年齢。
そして、女の価値が一番高いから、この頃に出会ったり付き合ったりしている男性が自分至上最も好条件の男性だったりする。
でも、当時の私がそうだったように、２７歳は人生において最強にモテるから、まだもっといい男がいるはず、もっといい男がいるはずとなかなか選べずにいた。
桜子さんは、CAで合コン三昧。
私もね、新卒の時に、就活で優先したこと
それは
合コンでモテる企業。ということだった。
（当時は、女性がバリバリ働くというよりは玉の輿にのりたいという女の子が多かったように思える。私は腰掛けというつもりではなかったけど、そない長く働くとも思ってなかった）
なので就活の時は、必然と、女性人気NO1企業（コンパでモテる企業）。を選んでいた。ぶっちゃけ、仕事内容なんて全く興味なかった。
入社してみると噂通り、毎日コンパ三昧。
男友達からもコンパ開いてと頼まれまくりだった。
一流企業、医者、弁護士、スポーツ選手、芸能人と毎週毎週コンパに明け暮れていた。そして、どんどん、目が肥えて行った。
これがいつまででも続くと信じていた。
給料は、合コンに着ていくための洋服やカバンに消えていった。
これも桜子さんと同じ。笑
エルメスのガーデンパーティを片手にワンピースにハイヒールスタイルが定番。
１回着た服はあまり着たくないので、休みのたびに阪急百貨店に出向きワンピースを購入していた。そりゃあ貯金もできないよね
桜子さんは、自分の欲に忠実。待っているだけじゃなく、自分から貪欲にハイスペ男子を狩りにいくハンターだ。
当時の私もハンターそのもの。
それが、３０オーバーになると、ハンター娘も傷つくのが怖くなり、待つだけのツマラナイ女へと転身していく。
そして、コンパに行っても年齢の足かせがあり、積極的になれない。
どんどん出会いが減っていくという悪魔のループにはまってしまった。
（周りの賢い女性は２０代なかばに素敵な男性をゲットし、早々にこのゲームから卒業していく。私は、椅子取りゲームからあぶれた気分だった）
ブランドバッグも、金がかかる女認定されるだけで、遊び女にはされるけど
本命女にはのしあがれない。
そんな苦しい恋愛ばかりに気がつくとなってしまっていた。
桜子さんは、オウスケさんと出会い、スペック云々ではなく、人柄で相手を最終的に選ぶけど、いつまでもハイスペックにこだわっていると永遠に夢見る少女から抜け出せず、運命の人を見つけることができない。
もっと早く気づくべきだった。ここは桜子さんと違ったし、桜子さんから学ぶべきことだった。
今は結婚できているから良かったけど、（結婚していなかったら、今頃は婚活ブログを書いていたと思う）３０オーバーになると自然な出会いが本当に減る。
あげく、コロナも重なり、今は合コンすら開けない状況なんじゃないかな。
今この一瞬が人生で一番若い時期。もちろん若さだけが全てじゃないけど、若いってゆう価値は本当に高い。
お金では買えない。若いってだけで可愛いし、若いってだけで色々許される。
「若いっていいよね」って、２０代の時に周りから言われまくっていたけど、当時はその意味が全く理解できていなかった。
今になっては、若い時の大切さが本当にわかる。
だから、１日１日を大切にしないといけないと改めて思った。