こんばんは😊
京都生まれで京都育ちのshokotです♫
3日からの4連休、いかがお過ごしですか?


いいお天気につられて、昼から八坂神社「龍穴詣り」に行ってきました。


「令和の祇園感神院」の復元事業の一環として開催されたそうです。
ここで、少し長くなりますが、復元事業について、第二十二代・野村明義宮司様のお話を書かせて下さい。

「八坂神社は古来、御祭神に素戔嗚尊(すさのおのみこと)をはじめとする日本神話の神々をはじめ、異国の疫神である牛頭天王(ごずてんのう)や龍神などの神々や仏たちが習合して、都に流行る疫病や天変地異を鎮め護る祈りの精社「祇園感神院(かんしんいん)」として永く信仰されていました。
しかし、千年余り続いたその祇園信仰は、明治の神仏分離によって、神社の名前は感神院から八坂神社に改称されました。
御祭神であった牛頭天王や龍神、そして仏さまたちは祀る事が許されず、更には龍神が棲まう本殿下の池「龍穴」までも封印されました。
こうしてかっての祇園信仰は時代の流れと共にその姿を消すこととなりました。
そして平成から令和へと年号が改まったその年の暮れに、世界は再びコロナという新たな疫病が流行りました。
この疫病は私達の生活を著しく制限し、疫病消除の祭礼である祇園祭にまで様々な変化が余儀なくされました。
そんな危機的状況になった時に、八坂神社こ本殿が国宝に、境内内の摂末社・建造物二十六棟が重要文化財に指定されました。
世の中は、能登半島地震をはじめとする自然災害、未だ先の見えない戦争や紛争、天災と心を痛める日々ですが、神仏の導きを求めるべく祈りの原点に立ち返り、かっての祇園感神院時代の信仰を復元して、新たな一歩を踏み出して参りたいと存じます。」
(「令和の祇園感神院」復元事業についてのパンフレットより)

本殿下の龍穴は現在、亀腹状に盛り上がった漆喰で固められていて見ることはできませんが、通常非公開の本殿内を参拝し、諌山宝樹画伯による龍神衝立を見てきました。
薄暗い本殿の中、モノクロの龍🐲が迫力満点!有り余るエネルギーを頂いたような気がしました✨本殿内は撮影禁止で、その感動をお伝えすることができないのが残念です。

拝観の後、常盤神殿で龍穴の湧水「青龍神水」で点てたお抹茶を頂きました。








お軸は、
「南斗北斗 讃歎玉女 左青
 龍 右白虎 前朱雀 後玄武
 急々如律令
 牛頭天王祭文
 蘇民将来子孫請願之句
 阿雲」
訳文は、
「南斗星君北斗星君、玉女を讃歎する
 左青龍、右白虎、前朱雀、後玄武よ
 律令の如く遅滞なく施行せよ
 阿雲(野村明義宮司様の雅号)」

お土産に祇園水と青龍のご朱印紙を頂きました。



帰宅後、頂いた祇園水でお薄を点てました。




粽は外郎製が多いですが、私は葛仕立の水仙粽がさっぱりとしていて好きです。
川端道喜の粽が一番ですが、買いに行けなかったので、ズルをして高島屋京都店で京都鶴屋鶴寿庵製のものを求めました😉


尚、お詰めは丸久小山園の「松柏(しょうはく)」です。
40グラム缶で税込み1,726円。まろやかで、お利口な御品、現在のところ私のイチ押しです✨

連休三日目、二服も頂き、清々しい良い一日となりました💕今日一日に感謝です!