10月11日夜9時25分
私の宝物がお空へ旅立ちました。
大人になってから我が家の子になったので、正確な年は分からないけど…19歳かな。シマオ。
腎臓も悪くなってたけど、膀胱がんになってしまった。
賢くてかっこよくて、美しくて…本当に素敵な子でした。
最期は書くのも辛いほど壮絶でした。もっと楽に逝かせてあけられたのではと悔やみもします。
あまりに苦しむ姿を側でずっと見ていたら、私の心の中に信じられない考えが浮かんで、怖くなりました。
それは、私がこの子の息を止めてあげたら、早く楽になるのではと考えたのです。
もちろん実行はしません。そんな考えが浮かぶ程、辛い最期でした。
夫に、そのことを話したら「実は、俺もおんなじ事思ったよ。そう思ったことが辛かったよ。」と言いました。
でも最期の瞬間は、本当にかわいい顔に戻っていました。「しまお、かわいいね」という私の言葉を聞いて旅立ちました。
お寺で弔っていただきお骨を拾うとき、お坊さんが「この子は、骨格がしっかりしていて、骨も大きいです。ふつう猫ちゃんは、もっと余裕があるんですけどね」とフルの骨壷を見て言われました。
泣きながら笑いました。
いつも私の指とシマオの手をムギュと繋いでいたので小さな指のお骨をカプセルに入れました。
寂しい…悲しい…苦しい
家がとても広く感じます。