陰陽五行で紐解く土用の丑と臓器と食物の秘密

ごきげんよう

美有香と申します

前回のブログでは

私が体調を崩し陰陽のバランス

について書きました。

更に深堀した

「陰陽五行」と

「季節」「食物」「臓器」

の4つの視点と土用の丑との

絡みを今回お話しますね。

これとっても大切

私が常々言う、開運体質になるには

マインドのみならず、多角的視点で

整えることで、成長曲線のように

急速に運気が上がっていくのです。

五行と「季節」

春＝「木」

夏＝「火」

秋＝「金」

冬＝「水」

そして、

「土」は季節の変わり目である

立春、立夏、立秋、立冬の前18日間に対応しているのです

五行と「食物」

食物にも陰陽五行が

あるって知ってましたか？

陰の食物
キュウリ、スイカ、豆腐など
冷たい性質を持ち体を冷やす食物。

陽の食物
生姜、唐辛子、ニンニクなど
温かい性質を持ち、体を温める食物。

私たちは自然と、夏の暑い時は
体を冷やす陰の食物を多く摂取し
冬の寒い時には体を温める
陽の食物を取り入れてますよね！

そして、まもなく

土用の丑の日

が巡ってきますね。

土用とは、年に4回訪れ

立春・立夏・立秋・立冬の

直前の約18日間のこと。

「春土用」「夏土用」

「秋土用」「冬土用」

があります

夏の土用は、陰陽五行説における
土の期間に該当し、季節の変わり目

土のエネルギーが強くなるため
脾臓と胃の機能をサポートする
食物を摂取しましょう

土用に食べるべきもの

うなぎ
滋養強壮効果があり夏バテ防止に！

特にビタミンAやB群が体力回復をサポート

自然の甘味
自然な甘味は、脾臓と胃の機能を強化！

カボチャ、サツマイモ、栗、かぼちゃなど

黄色い食物
黄色は五行の土の色で、消化器系をサポート！

とうもろこし、黄パプリカ、マンゴー、ショウガなど

温かいスープ

消化を助け、体を温める！
鶏スープや味噌汁など

大豆製品
栄養価が高く、消化も良い！
豆腐や納豆、味噌などの大豆製品

その他土用によい食物
ナス、キュウリ、ミント（冷やす効果）

トマト（暑さによる疲労回復）
スイカ（熱を冷ます効果）
梅干しやミョウガ（食欲増進や消化促進）

これらの食物を取り入れることで、

夏の土用期間を健康に過ごすことができます。

旬のものを効率よく取り入れて
自分を整えることで

自然と開運体質になっていく

のです。だから食べるものを粗末にせず
大切になさってくださいね。

五行と「臓器」

五行とは木、火、土、金、水の
五つの元素で、これらが相互に
影響し合い、循環するのです。

そしてこれは各臓器に対応しています。

木（もく）
臓器：肝（かん）
機能：肝は血液の貯蔵や気の流れを司り
感情の調整にも関与します。

火（か）
臓器：心（しん）
機能：心は血液の循環を制御し
精神活動や意識の中心となります。

土（ど）
臓器：脾（ひ）
機能：脾は消化吸収を助け、血液を生成し
体内の水分バランスを保ちます。

土用は「土」の要素に属し

脾（ひ）と関係します。

土用の丑の日にウナギを食べる習慣は

栄養豊富なウナギが脾を補い

夏の疲れを癒し、体力を回復させるため。

このように、季節と臓器、食物バランスを

考える陰陽五行の知恵が現代にも

息づいているわけなのです。

金（きん）
臓器：肺（はい）
機能：肺は呼吸を通じて気を取り入れ
体内の気を調整し、体の防御機能を強化します。

水（すい）
臓器：腎（じん）
機能：腎は生命力を貯蔵し
水分代謝や成長、発育、生殖を司ります。

なので、五行のバランスを考えて
各臓器をサポートする食物を
日常の食事に取り入れることも重要なのです

伝統的な中医学や東洋の食においては