新学期、今日も一人の生徒とお別れでした。
中学生になり、部活からの帰宅を私が待てず、他の先生に移ることになりました。
六年見てきた生徒なので、本当にさみしいのですが、本人前にはそのような態度、言動は控えてます。
まだまだ可能性のある彼女には未来があるので。

最後にお母さんと彼女からお手紙をもらいました。
歳のせいか、レッスン時に手紙をもらうことは減りましたが、節目にはこうして手紙もらうこと多いです。

内容は、今まで厳しく!ありがとう
ということと、
将来はピアノの先生になりたい
ということでした。

出産をして、自分ではずいぶん丸くなったと思ってますが、改めて、伸びる時期には、厳しさも必要だと思います。
彼女にとっては、三年生から五年生位でしょうか。その時期すごく伸びました。一年生からはじめたのに、二年生の終わりに小犬のワルツをひきました。
その過程を経て、ピアノの先生になりたいとおもう位、ピアノが好きになってくれたのでしょう。

低学年位の生徒の夢で、ピアノの先生というのはよくききますが、この学年の生徒に言われると、嬉しいですね。
嫌いならなりたいと思わないはずだもんね。
ありがとう。とても光栄です。

昨日はハルコのことで煮詰まっていたのですが(というよりハルコが泣いてる中ゲームしていた夫に煮詰まっていたのですが)彼女の手紙がそんな気持ちを飛ばしてくれました。

このブログも、愚痴ネタの予定が私の個人的感動ネタとなりました。

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