辛い時は癒し画像にかぎります。
さて、前回の記事でサラッと書いたアリさん問題。
実は割と深刻です
前に住んでたピソでは無縁だったアリさんですが、友人らに話を聞くとスペインでは結構あるあるなの?!ってくらい皆んな経験あり。しかも根本解決出来ずに共存してる人の多いこと。
私たちの今のピソでは引っ越してきた当日からいました。本当に小さな小さな、じーっと見ないと気づかないレベルのアリさん。前の住人はここ15年ほどサマーバケーションの間だけ住んでたから気付かなかったのか?かなりの高齢だったしね。人の気配が少なかったから長い時間をかけてしっかりと通り道が出来てしまってた様子。
私たちからしたら気持ち悪いし(誰でもか)もちろん見るたびにご臨終いただいて害虫用の薬もあちこちに置いて、それなりに清潔を心がけてきました。
地道な対策のおかげか、見なくなったよね〜なんて言って日本に帰省2ヶ月
アリカンテに戻ったら、やつらが先に戻ってきてましたいなくなってなかったわ。越冬のための冬眠やったんやわ。
そこからもう、地道に掃除して、いろんなグッズ置いて。とにかくどこから出てくるのか?侵入経路は?と夫婦共に蟻キラーとなって研究。どうやらタイルやシリコンの隙間から侵入してきてる様子。なんてったって築40年以上、しかも煉瓦造りなのでパッと見は綺麗でも建物の老朽化は無視できない。
義母の家も築年数同じくらいなんですけど、キッチンの壁見せてもらったらタイルの目地がすごい綺麗。どうやら彼女は定期的にパテで補修してるみたいえ、スペインの主婦は内装業も当たり前に出来るんですか?すげーな。
取り敢えずDIY好きな友人に材料を教えてもらって、見切り発車でキッチン補修
穴があいてるのわかりますか?こんな感じで暗くなってる場所がタイルの目地がおちてるので、あいた穴を通ってありさんが外から来るわけです。
(この絵を見ただけで、どの映画か分かるあなたは素晴らしい映画ヲタです)
Masillaを塗って、余分なところについたのは拭いて
それでも乾いてから壁がボコボコしてるので壁面全体ヤスリでガリガリ
左:ビフォー
右:アフター
その後、ペンキで全部上塗り
白く浮き上がってるのが補修した箇所です。ほんとすごい量
初めてのペンキ作業、意外と好きでした❤️ほんとは色んなペンキ買ってきて古臭いドアやクローゼットも塗りたい。何色にするか考えるだけで心躍りますしかし子供が完全に学校いくようになるまではペンキ屋業もお預けかなー
まとまった時間作業出来ないのでチマチマと…丸2日かかってキッチン全部仕上げました
残りはドアの枠とコンセントの周りをシリコンで埋めていく作業。これも結構楽しかったりするのよ笑
これであちこちの侵入路を塞いで、アリさんがいなくなってくれることを祈っててください