今年もあと4日を残すばかり。新年からホェールウォッチングがはじまる。毎年1月から3月まで遠いアラスカあたりから、子育てのため、座間味村慶良間海峡を遊泳する。特に2月は繁殖シーズンで意中のメスを争いオス同士のパフォーマンスがすごい。20メートルにもなる胴体を海上に浮遊させ海面を叩く波しぶきはものすごい。保護活動の努力によって人馴れたせいかボートに近づいてくるクジラもいる。頭をニョキッと海面から突き出し、目をキョロキョロさせる「スパイホップ」は、とても巨体をもっているクジラとは思えないほど、愛くるしい。島々に囲まれた穏やかな海峡は、子育てに適しているらしい。沖縄へお越しの節は是非ご覧あれ