こんにちは(=⌒▽⌒=)

寒くなりましたね。

土山町では11月2日(日)のあいの土山マラソンに向けて準備中です。

いいお天気の下、多くの方に楽しく走っていただければ嬉しいですね。


久々にお茶のお話です。

気温が下がるにつれて温かいお茶がおいしい季節になりましたね。

温かい緑茶もおいしいですけど、ほうじ茶なんかはいかがですか?


実はほうじ茶は古くなった緑茶なんかを利用してご家庭でも作れるんですよ。

今回はお茶屋さんでほうじ茶の作り方を教えてもらいましたのでご紹介しますね。


お茶屋さんにはこういう煎り器があります。


ほうじ茶1

これは常滑焼ですね。


まず火にかけてある程度温めます。


ほうじ茶2

天ぷらと一緒で低い温度からではなく、温めておいた方がおいしいほうじ茶ができるそうですよ。


今回使う茶葉です。


ほうじ茶3

まだ緑色してますよね。


それを煎り器の中に入れて、煎り器を振ります。


ほうじ茶4

そのまま置いておくと下の方だけ焦げちゃいますので、全体的に混ざる感じに細かくシェイクです。


いい色になってちょっと煙が上がったらもう出来上がりです。


ほうじ茶5

ちょっと見えにくいですね。


できたほうじ茶の葉がこちらです。


ほうじ茶6

緑色じゃなくて土色ですね。


その茶葉で入れたお茶がこんな感じです。


ほうじ茶7

香りがよくておいしいほうじ茶になりましたよ。


ご自宅に煎り器なんかないとおっしゃる皆様、大丈夫です。

フライパンでもできるんですよ。

もちろん油は落として、ソースなんかの匂いのないフライパンでお願いしますね。


ご自宅でフライパンで作られる際の注意点です。


1 深くて分厚いフライパンを使って下さいね。

   均等に熱を伝えてもらい、一部だけ焦げてしまうのを防ぐためです。

   振るときには茶葉が飛び散らないようにご注意下さいね。


2 多くの茶葉を入れずに、少量でお願いしますね。

   これも大量に入れてしまうと、部分焦げができてしまいます。

   急須で飲む分ぐらいからはじめて下さいね。


3 薄く煙がたったらすぐ皿とかの容器に移して下さいね。

   余熱でも焦げ具合が進行します。

   焦げると苦い味になります。


4 お茶を入れる際は熱いお湯でいれて下さいね。

   香りを楽しむほうじ茶は熱い温度のお湯で抽出した方が、香り立ちます。

   逆に旨みを楽しむいい煎茶とかは低い温度でゆっくりが基本ですね。


こういう感じでもらいもので古くなったお茶なんかがありましたら、ご自身オリジナルのほうじ茶なんかを飲んでいただくのもお茶の楽しみ方の一つですね。

自分にぴったりのほうじ茶ができれば最高ですね。

部屋中ほうじ茶のいい香りがただよいますし、ぜひ興味のある方はチャレンジしてみて下さいね。

とにかく「焦がさずにほうじる」ことが大事です。

火傷や火事には十分ご注意下さいね。


土山のお茶はほうじ茶でもおいしいと評判なんですよ。

今回取材協力いただきました近江製茶株式会社さん のほうじ茶も大人気商品です。


ほうじ茶8

寒くなりましたが、温かいほうじ茶でステキな秋の夜長を楽しんで下さいね。


PS 私事ですが、来週は1週間中小企業大学校東京校でお勉強です。

関東の方のいろいろな町の様子なんかもご紹介できればと思ってますのでよろしくお願いしますね(=⌒▽⌒=)