こんにちは(-^□^-)
寒くなりましたね。
いい天気でしたが、ストーブが大活躍です。
江戸時代の土山茶の販売について、貴重な資料がありましたのでご紹介します。
南土山村の庄屋さんだったお宅で見せていただいたものです。
まずはお茶の袋です。

真っ白な和紙を貼り合わせたもので、四角い袋状になっています。
この袋にお茶を入れて、上部をこよりで縛ったそうです。
続いて、今でいうとパッケージラベルになるんでしょうか。
お茶の袋に押した版木です。

現在でも使用可能なほど、保存状態がいいですね。
次は当時のプライスカードみたいなものです。

なんて書いてるか読めませんが、これを立ててお茶を前において販売されていたようです。
まさに値札ですね。
携帯用天秤です。

これでいろいろなところに行商に行った際に、重さを量って売ってたんですね。
これは幕末の頃のものでしょうか、方位磁石がついた筆入れです。

さやに筆が、丸い部分に墨が入ってます。
ちなみに方向を表す文字は子丑寅です。
薬入れです。

水戸黄門ご一行様もよく使われます。
当時の商人の姿がよくわかりますね。
今年で651年になる土山茶の歴史の1ページを知る貴重な資料でした。