こんにちは(・ω・)/
朝から雨です。
週末に開催されます「あいの土山マラソン」までに晴れてくれるといいんですが。
土山には文豪 森鷗外さんが来られてます。
その著書「小倉日記」に登場します。

まず、森鷗外と土山の関係を説明します。
鷗外の祖父白仙は津和野藩の藩医でありました。
藩主の参勤交代に随行して江戸に行き、翌年帰国の際に土山宿の旅籠で病死しました。
その遺骸は南土山村の常明寺に葬られ、遺髪が津和野まで届けられました。
これを知っていた鷗外は小倉在住時代、軍医部長会議のために上京の途中、土山を訪れたのでした。
明治33年3月2日のことです。
10時に三雲駅から人力車で来られてます。
土山までだいたい20キロ位ですね。
昼頃土山に到着です。
土山では常明寺で祖父の墓を境内に建ててもらうように願い出たり、土山の名物を買ったりして、旅籠に1泊して帰られました。
後半はだいぶ省略しました。
著書に登場するといってもそのような感じであって、ここで事件とかドラマがあったりするわけでもないんですが、当時の有名人に書いてもらったのはちょっと嬉しいですね。
その後鷗外の祖母や母も遺言により祖父白仙と同じく常明寺に葬られました。
そのお墓は昭和28年までこの地にありましたが、ご子息からのお申し出もあり津和野のお寺に移されました。
今では鷗外さんの子孫が建てられた供養塔が建ってます。
土山へお越しの際にはちょっとご覧下さい(*^ー^)ノ