こんにちはヾ(@°▽°@)ノ
秋晴れです。
この陽気に誘われて、お昼休みを利用して久々に茶畑の写真を撮影してきました。
秋の涼しげな風が吹く中、太陽に照らされた茶葉がきらきらと輝いてます。
ときおり力なく回る防霜ファンも、のどかな昼下がりを演出してくれます。
この時期お茶の花が咲きます。
白い花びらに黄色のおしべ、3cmくらいの可憐な花です。
こんなかわいい花ですが、実はあまり嬉しいこともないんですね。
茶樹の寿命は30年ぐらいといわれています。
もちろん植物ですしもっと長生きするんですが、お茶に適した新芽をたくさん出すためには若いうちがいいんですね。
若くて元気な茶樹はあまり花をつけません。
これに対してお茶の花をたくさんつける樹は、かなり育った茶樹なんです。
もうそろそろ自分で葉を伸ばすより、新しい生命を残して種を保存しようという自然の法則なんですね。
ですので花がたくさんつく茶樹は、だんだんお茶の収穫のためには不向きになっていく兆候であったりもするんです。
一生懸命に生きる茶樹がつける可憐な花のお話でした。
お茶畑のドラマはこれからも続いていくのでした(-^□^-)