こんにちは(-^□^-)
今週は晴天続きでしたが、今日は曇りです。
これから雨になる予報です。
ここ土山には、町並みや美観を守り、地域の歴史文化を後世に伝えていくことを目的に活動している団体である「土山の町並みを愛する会」があります。
昭和60年頃に商工会で行いました「むらおこし事業」を引き継ぎ、地域団体として平成元年に発足した団体で、今年で19年になります。
その関係で土山町商工会に事務局があります。
普段の活動としては、地域外からの町並み整備などの視察受け入れや東海道シンポジウム参加など、東海道土山宿を代表して他地域との交流を行ったり、歴史文化を研究したものを伝承していくために、広報誌の発行や案内板、説明板、歌碑、句碑、石碑などの設置を進めております。

こんな感じで旅籠あとに石柱とか案内板を設置したり、
こんな感じで文学に出てくる土山を調べて石碑を建てたりしています。
詳しくは土山の町並みを愛する会HP をご覧下さい。
そんな土山の町並みを愛する会で、10月24日(木)に先進地視察研修として、愛知県にあります東海道の宮宿、有松、鳴海宿に行ってきました。

写真は有松絞りで有名な有松で、ボランティアガイドの方にご説明をうけているところです。
皆さん熱心に説明を聞いておられます。
近年生活スタイルの変化により住宅の様式も大きく変わり、東海道の宿場といえどもその当時の面影を残すものがなくなりつつある中、非常によく町並みの保存と整備をされておられます。
土山でもそうですが、なかなか地域に住む方の同意と協力を得るのは難しいですし、ここまで町並みを残されるには大変な努力があったものと思われます。
なかなか宿場があっただけでは観光地として人に来てもらうのは難しいんですが、こういう活動を通じて地域に残る「いいもの」をPRしていければと思っています。
後の時代にこれまでの歴史や文化をつなぐバトンが、今の時代に生きる私たちの世代に託されているのかもしれませんね(^-^)/