こんにちは(・ω・)/

雲も多い感じですが、晴れ間が多い一日です。

今週も1週間よろしくお願いします。




海外のお茶文化のお話つながりで、呼び方のお話です。

お茶は日本語では茶(チャ)といいます。

各国の言葉をまとめてみますと以下のようになります。


英語              tea(ティー)


ドイツ語            tee(テー)


フランス語          the(テ)


イタリア語・スペイン語   te(テ)


ロシア語           chai(チャイ)


ポルトガル語・ペルシャ語 cha(チャア)


トルコ語           chay(チャイ)


上記のようにtea系かcha系かに分かれますね。

一見すると紅茶と緑茶かななんて思いますけど違うんですね。

これはお茶の流通経路が関係しているらしいです。


お茶は中国の雲南省生まれです。

中国全土には茶の広東語のcha(チャ)と呼ばれて流通したそうです。

中国から世界には、当時主に陸路で伝わりました。

これらの国ではcha(チャ)系の言葉で呼ばれています。

日本にもcha(チャ)の読み方で伝わり、東アジア諸国にいち早く進出してきたポルトガルなんかもcha(チャ)の影響を受けた発音なんですね。


その後16世紀になって福建省のアモイがお茶の一大輸出基地になったそうです。

福建省のウーロン茶なんかは有名ですね。

このお茶の福建語がtay(テイ)というそうです。

このアモイから海路で流通した先の国ではこのtay(テイ)の影響を受けた呼び方になっているんですね。


そんな感じの世界各国のお茶の呼び方でした。

素敵なお茶ライフを楽しんでくださいね('-^*)/