こんにちは(≡^∇^≡)

朝晩はすごしやすくなりましたが、毎日暑いですね。

今日も薄く雲は出ていますが、晴れてます。


毎回今日のお天気のことを書いてますが、夏休みの宿題の絵日記をためてておられる子どもさんをお持ちのお父さんから感謝されました。

自分も宿題は後半一気にラストスパートで仕上げた方なので気持ちはよくわかります。

頑張ってください。

でも、ブログを書いていない日の天気まで記録してませんので、気象台とかに問い合わせていただいた方がいいかと思いますのでよろしくお願いします。


お茶缶

今回はお茶のお話です。

お茶に含まれる旨み成分としてアミノ酸が含まれていることは以前に書きました。

その中でも代表格であるテアニンについてご紹介します。


お茶に含まれているアミノ酸の60%以上がテアニンだそうで、植物の中でもお茶とそのごく近縁種(ツバキ、サザンカ)にしかないそうです。

構造がグルタミン酸に似ており、最近ではさすがにあまりないようですが、以前は安い茶葉に旨みを増やすために化学調味料を混ぜたお茶も出回っていたとか。


テアニンにはお茶の旨みの他、様々な効果が認められています。

まず代表的なものとして、リラックス効果が挙げられます。

テアニン摂取後にα波の発生が確認されるそうです。

お茶を飲んでほっとするのはこのテアニンの影響なんですね。

ほかにも抗ストレス効果や、睡眠の質の改善なんかにも効果があるようです。


このテアニンを代表するアミノ酸は、日光に当たることにより渋味成分カテキンへ生成されます。

これを防ぐために被覆栽培(日光をさえぎって栽培)することにより、お茶に旨みが残るようにしたものが、玉露やかぶせ茶なんですね。

また、太陽に当たりすぎていない新茶にアミノ酸が多く含まれ、太陽がに当たる時間が長い2番茶以降の収穫になればなるほど含有量は少なくなっていきます。


茶葉の値段はこの旨み成分がどれだけ含まれているかによって変わるといっても過言ではありません。

玉露やかぶせ茶など栽培時に手をかけたお茶は露地栽培のお茶(太陽の光をいっぱい受けたお茶)より高額です。

また、新茶の方が2番茶より高く、2番茶の方が3番茶よりも高いといった感じです。


お茶のちょっとしたトリビアでした。

今日のお茶の時間にはいつも以上にほっと一息ついてくださいね。