こんにちは(=⌒▽⌒=)
涼しげな風が心地よい今日の土山町です。
前にも書きましたが、土山は東海道の49番目の宿駅でした。
これは勝手に名乗ってたわけではなく、慶長6年(1601年)に定められた伝馬制度により、宿場として制定されたんです。
伝馬制度とは、荷物とかを輸送する際、宿駅ごとに荷物を引き継ぐという輸送制度で、今でいうと運送会社の配送センターで車から車に荷物を受け渡す感じですね。
当時の主要道であった東海道は参勤交代や、伊勢参りの人々で大変な賑わいだったと想像されます。
天保14年(1843年)には、本陣2軒、旅籠44軒、戸数351軒、住民1505人と記録されているように、それほど大きな宿場ではなかったみたいですが、鈴鹿峠を越えてきた人やこれから超えようとする人を、おもてなししたんでしょうね。
最近、春や秋の天気のいい休日には多くのハイカーの方が東海道を歩かれてます。
土山宿には一部ではありますが、当時を偲ぶ町並みがあり、訪れる方に好評を得ています。
あまり商売気がないもんで、お土産物屋さんとかがたくさんあるわけではありませんが、ちょっと懐かしく癒される感じの町並みです。

しか~し、電車の駅も近くになく(あいくるバスで30分ぐらい)ちょっと交通の面では不便ですかね。
国道1号が旧東海道に並行したり、交差したりしながら通ってますので車で来ていただいた方が便利かも。
ちなみに東海道新幹線やJR東海道線が通っているのは、滋賀県内では中山道方面ですのでお間違えなく。