2009年1月末で28.105通、これは毎月すさみ郵便局から報告をいただいている「海中郵便ポスト 」の投函枚数です。
「海中郵便ポスト」は、1999年4月、南紀熊野体験博を契機にすさみ港沖合いに設置されました。
当事のM郵便局長さんの発案で企画されたもので、すさみ在住のドイツ人ピオさんが、寸胴型の古いポストを改造と、懐かしいメンバーが思い出されます。
もちろん民営化する前の郵政省ですから、古いポストとはいえ、海中に入れるということでかなり抵抗があったようです。
M郵便局長さんもかなり苦労されたようで、当初は「海中郵便ポスト
」ではなく「海中ポスト」で、郵便という言葉を使うとまずいとのことでした。
その後、2002年には、「世界一深いところにあるポスト」としてギネスブックに認定。
この認定申請が大変でした。講談社が代理認定業務を止めていたたため、英語で直接ギネス社に申請することになって困っていたのですが、適任者がいました。
△ドイツ人のピオさんそうですドイツ人のピオさんです。早速お願いしかなり時間がかかりましたが、無事認定。
その後人気も急上昇、2002年に1万人目、2005年に2万人目、このままですと今年中に3万人目達成となることでしょう。

