すさみ町立エビとカニの水族館スタッフが、すさみ海岸でヒョウモンダコ三個体を発見しました。

和歌山県・すさみ町商工会-タコ

            △9本足の「ヒョウモンダコ」
ヒョウモンダコ自体は、房総半島より南の太平洋に広く分布しており、それほど珍しいものではないのですが、三個体のうち一匹の足が9本あるとのこと。


普通タコといえば8本足ですが、このタコは1本の足の途中からモウ一本足がでており、まさに「9本足のタコ」となっています。


 水族館では、このタコを水槽に入れ展示していますが、オスとメスのペアで交尾と思われる行動も確認しているところから繁殖も期待しています。


 これまでにも25本から96本の足を持ったマダコが日本で採集されており、タコの足が9本以上になるはっきりした原因は分かっていませんが、足をなくしたり傷ついた際に、過剰に再生、修復したものと考えられているそうです。


ちなみに、ヒョウモンダコは小型で可愛いのですが、噛まれると危険な毒を持っているので気をつけてね。