環境庁のレッドデータブックで絶滅危急種に指定されている「キイジョウロウホトトギス 」が、すさみ町佐本西野川地区で蘇りました。
20数年前に植えた1本の花が、地域の皆さんの努力により今では10.000本まで増え、その黄色い鮮やかな花が見る人を魅了しています。佐本地区では、平成12年に「すさみ町キイジョウロウホトトギス生産組合」(組合長・山中茂・組合員54名)を組織し、地域を上げて産地化に取り組んでいます。
宮中に仕える位の高い女官に例えて、「紀伊上臈(キイジョウロウ)と名付けられ、つややかな黄色の花をつけて垂れ下がった姿は気品たっぷり。
オープンガーデン&カフェも開店します、花好きのあなたには気品あふれるキイジョウロウホトトギスの群生は必見。(今年は熱さの影響なのか、花の咲き具合がもう一つです)
お近くの方はぜひお立ち寄りください。 遠方のあなたは、キイジョウロウホトトギスのHPでお楽しみください。
すさみ町では、キイジョウロウホトトギス開花中に「キイジョウロウホトトギス祭り 」(10月4日・5日)を予定してます。