いよいよ来週から9月、磯釣りのメッカすさみでも、真夏8月一ヶ月休業中でした瀬渡しの渡船屋 さんが再開します。
秋磯は、グレ等のうわもの、底もののイシダイと、狙いはアングラーによって様々ですが、ワクワクするシーズンとなります。
とは言うものの、近年の地球温暖化の影響は海水温にも現れており、なかなか水温が下がりません。
そういう意味では、秋磯本番も一ヶ月近く遅れているのかなと感じています。
ところで、すさみを含む南紀地方では、イガミ釣りのシーズンともなります。
イガミと言ってもご存知でない方も多いのではと思いますが、学名が「舞鯛」、まさしく名前のごとく舞う鯛でして、色が本当にカラフルな魚です。
どうみてもスマートな体つきではありませんが、確かに動く様が舞うようでもあります。
以前は、カニをエサに釣ることが多かったのですが、近年ホンダワラなどの海藻で釣ることが主流となっています。
グレ釣りやイシダイ釣りは、好ポイントを争って取り合うなどのこともありますが、やはりイガミ釣りのいいところは、のんびり釣れるところでしょうか、島に渡り一人のんびりと太公望を決め込むなんて最高です。
農水省交流事業の「海と里の大学」基礎講座メニューにも「イガミ釣り講座」が設定されており、10月12日(日)には格安で参加できるモニター講座が行われます。
「イガミとシラミはおれば食いつく」と昔から言われていますから、初心者でも釣れますよ。
講座では釣りの指導だけでなく、イガミ料理教室、魚拓教室まであります。追って詳細を発表します。