先に、燃料高騰に講義する漁師さんの全国一斉ストをお話しましたが、一番心配なのがすさみ漁業の中心「ケンケン漁」への影響です。
夏はスルメイカ漁が中心で、魚場が近くケンケン漁ほど移動もしないので、燃料の消費も少ないですが、ケンケン漁になると、魚場が遠く一日中移動しながら漁を行うなど、燃料の消費はすごい量になります。
ケンケン漁が燃料高騰で出漁できないということになれば、すさみの漁業も終わりです。
燃料高騰の原因は無謀な石油投機にあると考えられていますが、先物市場などを規制することは資本主義を否定することにもなりかねず、打つ手が無いのが現実。
燃料高騰で困っているのは漁師さんだけではありません、すさみの観光の中心となっている磯釣り・船釣りも大打撃。
渡船屋さんの奥さんに聞きますと、「ガソリン高騰で月に2度来られるお客さんが1度になるなど、困っています」とのこと。
困りました、どうすればいいの.....。