我らがすさみの陶芸の達人「神さん」こと松下明さんが、「琴の滝窯」の初火入れを行いました。

薪を入れる松下さん
             △薪を入れる松下さん

火入れ後、三日三晩薪を焚き続けるとのことで、私が嫁さんとお邪魔したのが二日目の夜。

さすがの松下さんも、一晩徹夜しているだけに、ややお疲れの様子。


 窯の中には松下さんの2年がかりの力作150点が入っており、薪を入れる松下さんの手にも自ずと力が入ります。

ましてや、今回の「琴の滝窯」は初めて、期待と不安も入り交じっているような様子。

1.000度の世界
            △1.000度超えの世界

 窯内の温度は、既に1.000度を超えています。最終的には、1.250度程度まで上がるそうですが、ものすごい熱さです。


 松下さんの奥さん手づくりの特性ピザをいただき談笑しているところに、地元ホテルのお客さんが20名近く見学に訪れるなど、ハプニングもありましたが、窯内の温度は、上がったり下がったりを繰り返しながら、確実に上昇していきます。


 午後10時過ぎ、松下さん自宅に帰りお風呂に入り一休みする間、友達数人とともに薪焚きをお手伝いし、午前2時前に帰宅。


 リタイア後の来年は、本格的にお手伝いしよう。

1週間後の窯出しには、素晴らしい作品をご紹介します。