テレビ各局で、女子アナが大挙出演し「2011テレビが変わる...」とアピールしていたCMが見られなくなって久しいが、すさみ町でも2011年地デジ対応の動きが本格化してきました。


 すさみ町は、テレビ・ラジオの難視聴地域でして、和歌山県自体は大阪と隣接しているわけですが、本州最南端に近い当町は、京阪神からの電波は届かず、50年近く前になりますか、テレビが家庭に普及し始めた頃は、NHKも民放も海の向こうの四国・徳島の放送を受信していました。

我が家のアナログテレビ

             △我が家のアナログテレビ
 当事は、県知事も和歌山の知事の名前より、徳島県の知事の名前のほうがよく耳にする状態でして、民放四国放送では「金長まんじゅう」のコマーシャルが今でも記憶にあるぐらいです。


 その後、共同アンテナの設置で全局の放送を受信できるようになって今に至っているわけですが、2011年地デジ対応で大きく変わることになります。


現在町が進めている計画では、テレビ・インターネット等を含み、ケーブルテレビ局が運営することとなり、今年度の業者選定、2年間かけての情報通信基盤整備、2011年7月から地デジ対応ということになるようです。


 確かに、個人負担が増えるというデメリットもありますが、高速のインターネット利用も出来ますし、なにより過疎化・高齢化する地域において、現在の共同アンテナによる共聴組合の運営を維持することが難しくなることを考えれば、朗報ではないでしょうか。


 我が家では、友達からいただいたアナログテレビが今も活躍しています。

2011年までは頑張ってもらいましょう。

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