情緒溢れる『郡上おどり』は、数回、このブログで紹介しましたが、今度は同じ郡上市でも少し北に位置する白鳥おどりの紹介です
白鳥おどりは、城下町郡上八幡の郡上おどり程の知名度はありませんが、踊り自体はアップテンポ(別名白鳥マンボとも呼ばれる)で、躍動感があり、踊り好きにはたまらない魅力があります
カレーのCちゃんは、情緒あふれる城下町での風情を楽しむ踊りなら「郡上おどり」、踊りそのものを楽しむなら「白鳥おどり」をお勧めします
8月末で踊り納めで終了していますが、白鳥神社祭礼の神楽奉納と併せて、昨晩、『第63回白鳥変装踊りコンクール』が開催されました
作物の収穫時期となり、本格的な秋を向かえる伝統行事の一つです
(来シーズンは、郡上市内で踊りの はしご もいいかも知れません)
(奥美濃カレーも待っています)
いつもなら、上着がないと寒いくらいの時期ですが、昨晩は、半そででも大丈夫でした
賑わう様子をカメラに収めましたので、ご覧下さい
白鳥おどりの歴史
亨保8年(西暦1723年)の「経聞坊留記」の一節に「盆中御宮にて 踊り申事奉行により停止の書状到来」とあることから、これ以前より盛んに踊られていたことが分かっています。
白鳥おどりの大きな特徴は2つあり、まずその痛快なテンポから広く 若者にも人気があるということです。古くは若い男女がおどりを通じ 心を触れ合わせる場として、おどりにかける想いは図りがたいものであり、多くの人々に親しみつづけられて来たようです。
もう一つの特徴にキリコ燈籠を吊るしてその下で踊るということです。 お盆に吊るし、仏教に深いつながりがあるキリコ燈籠は神仏習合の時代に長滝白山神社の拝殿に吊るされたことから各地の神社でも吊されるようになったと言い伝えられており、白山信仰の深さがうかがるわれます。
7月下旬から8月下旬にかけて踊られ、特に8月の13・14・15日のお盆にはキリコ灯籠で照らされた屋台を囲み、全国から集まった踊り 好きと地元の人たちが、東の空がうっすらとあけるまで踊りあかします。
関係HP↓
http://senshohamada.hp.infoseek.co.jp/minyou/minnyou-sirotoriodori.htm
白鳥観光協会HP↓